赤ちゃんのお世話には、大変なことがたくさんありますよね。
その1つが離乳食ではないでしょうか。
別にメニューを考え、一人分を作るだけでも面倒ですが、つぶしたり、すりおろしたりと、かなり手間がかかります。
おやつまでは、なかなか手がまわりませんよね。
「手作りしてあげたいけど、大変そうでちょっと・・・」と思ってしまいます。
そこで、簡単に作れて、ちょっといいこともある、そんなおやつを紹介したいと思います!
手作りおやつは強い味方!
離乳食が進んでいる赤ちゃんや、小さな子供には、おやつが必要と言われています。
食事だけでは、エネルギーや栄養が足りないこともあるからです。
さて、おやつと言えば、赤ちゃん用お菓子が思い浮かびますよね。
お店では、おせんべいやビスケット、ジュレなどたくさんの種類が売っています。
それでも、いつも同じようなものをあげているな、と感じるときはありませんか?
おやつを毎日手作りする必要なんて、全然ないです!
でも、気軽に作れるものがいくつかあれば、「お菓子がなかった。」という時や、「ちょっと違うものをあげたいな。」という時に役立ちます。
自分で作るおやつの良いところは、何を使っているか分かること!
これ重要ですよね?
赤ちゃん用以外のお菓子は心配であげられない、ということも多いと思います。
実際、まだ食べたことのない食材が使われていたら、アレルギーが心配になります。
また、「これ何?」という添加物が入っていたりもします。
「大丈夫かな?」と考えることも、意外とストレスになりませんか?
心配が何もなく、ストレスフリーな手作りおやつですが、赤ちゃんの食事量によって、あげたいおやつのタイプが違います。
栄養補給メインの軽めのおやつと、しっかりエネルギー補充できる、がっつり系のおやつ。
それぞれ紹介していきます。
手軽にパパっと軽めのおやつ!
トッピングして、ママも一緒におやつタイム!!
まずは、簡単すぎて「え?」となる2品から。
<焼きバナナ>
その名のとおり、皮をむいたバナナをトースターで焼くだけ!
ポイントは、焦がさないこと(笑)。
3分くらいで完成です。
焼くことで甘さが増し、とろっとした食感になります。
特に、黒くなっちゃったくらいの完熟したバナナがおススメです。
バナナはみんな大好きで、安くて、いつもストックがあって、とても使いやすい食材です。
赤ちゃんも早い時期から食べられます。
大人は、シナモンやバターをちょっと溶かしてみても良いですよ。
簡単ですが、いつもとはちょっと違ったバナナの味を楽しんでみて下さい!
<レンチンりんご>
今度は、リンゴの皮をむいて、切って、ラップして、電子レンジで温めるだけのおやつです。
これには、本当にお世話になっています。
シャキシャキの時期を過ぎてしまったりんごにも、おすすめの食べ方です。
細かく切る必要もありません。
完成したレンチンりんごは柔らかいので、フォークで簡単に切れます。
このレンチンりんごの良いところは、アレンジが色々できること!
1歳すぎていれば、はちみつを少しかけてもおいしいです。
また、赤ちゃんにはヨーグルトを、ママはバニラアイスをのせたら、立派なスイーツです。
こちらもシナモンとの相性が抜群です。
<寒天スイーツ>
こちらは、粉寒天を使ったゼリーです。
粉寒天は、80℃以上のお湯などに入れるだけで溶かせます。
ポットのお湯やレンジでも大丈夫ですが、鍋に冷たいままの液体と粉寒天を入れ、沸騰する手前まで温めた方が上手くいくように感じます。
寒天ゼリーは、色々作れます。
100%のジュースを買ってくれば、簡単にフルーツゼリーができます。
まだ甘いものはちょっと・・・という場合は、牛乳寒天がおススメです。
牛乳好きなら、糖分を入れなくても、そのまま食べてくれます。
もちろん、果物を入れて一緒に固めてもおいしいです。
ただ、牛乳は果汁と混ぜると、分離する場合があるので、果物はそのまま切って入れて下さいね。
また、ときどき固まらない果物もあるようですが、そんな時は、とろっとしたジュレとして楽しめます。
他には、きなこや甘酒も入れてみました。
どちらもほのかに甘くなりますので、子供に喜ばれますよ。
ゼリーといえば、ゼラチンを使ったフルフルのゼリーが浮かびます。
ゼラチンは離乳食期には、少し注意の必要な食材です。
動物性のため、アレルギーの心配があり、1歳頃からと言われています。
一方、寒天は海藻が原料なので、安心して使えます。
9ヶ月頃から大丈夫です。
食物繊維がたっぷりなので、便秘がちという赤ちゃんには、特におすすめです。
ただ、消化が悪いので、食べ過ぎにはご注意くださいね。
また、寒天は高温でしか溶けないので、のどに詰まらないように気を付ける必要があります。
小さな角切りは、スルッと飲み込めてしまうので危ないです。
スプーンで適当にすくうと、形がばらばらになり、飲み込みにくいので安心です。
レシピの分量より、少し寒天の量を減らし、ゆるく作ることがおススメです。
それでも固くなっちゃった場合などは、フォークで細かくして、それをスプーンでたべると良いですよ。
しっかりがっつりカロリーチャージ!
保育園の定番おやつと、ちょっと手間をかけることで、離乳食にもなるおやつです!
<あべかわパスタ>
しっかり系の定番おやつといえば、保育園のおやつとしても有名な、あべかわパスタです。
茹でたパスタに、きなこをまぶすだけ。
簡単な上に、とても食べやすいおやつです。
よくマカロニで作ったものを見かけますが、我が家では、ねじねじのショートパスタです。
袋に書いてある茹で時間だと、赤ちゃんには固すぎますが、柔らかく茹でてあげれば大丈夫。
きなこも絡みやすく、フォークでさしやすいのでおススメです。
月齢によって、きなこに砂糖や塩を少し加えてもいいですね。
黒蜜もおススメです。
<水切りヨーグルトのフルーツサンド>
フルーツとクリームが間に入ったサンドウィッチ、コンビニなどでよく見かけますね。
赤ちゃん用に、クリームの代わりに、水切りヨーグルトを使ったフルーツサンドはいかがですか?
普通のヨーグルトを使うと、パンがべちゃべちゃになりますよね。
そこで、ヨーグルトの水分を除いたものを使います。
水切りヨーグルトの作り方はとても簡単!
キッチンペーパーをのせたザルにヨーグルトをのせ、好みの硬さになるまで、置いておくだけです。
2時間から一晩と、使い方によって、時間はお好みで。
ちょっとだけ作るなら、コーヒードリッパーとペーパーフィルターを使うのがおススメです。
作った水切りヨーグルトに、お好きなフルーツを混ぜ、パンにのせたり、挟んであげてください。
ヨーグルトの代わりに、手作りカッテージチーズもいいですよ。
カッテージチーズの作り方も簡単です。
牛乳を沸騰させないようにレンジで温め、レモン汁(なければ酢でもOK)を加えて混ぜ、ペーパーフィルターをセットしたドリッパーに入れ、置いておくだけです。
こちらは水分が抜けすぎるとパサパサになるので、様子を見てください。
カッテージチーズは、野菜とあえたりして、離乳食にも使えます。
<かぼちゃのミルク煮>
名前のとおり、かぼちゃを牛乳で煮るだけです。
他は何も使いません。
牛乳だけですが、とても濃厚で優しい甘みをしっかり感じることができます。
作り方は、切ったかぼちゃを鍋に入れ、牛乳をひたひたに注ぎ、沸騰させたまま、牛乳がなくなるまで煮詰めます。
ポイントは、煮ているときに、できるだけ牛乳がかぼちゃにかかること。
落としぶたに、クッキングシートを使うと、うまくいきます。
もう一つは、焦げるギリギリまで煮詰めること。
空焚き防止機能のついたコンロだと楽ですよ。
ない場合は、時々様子を見てくださいね。
かぼちゃのミルク煮は、食事にしてももちろんOK!
冷凍保存もできるので、一度作ったら、食事におやつに大活躍です。
大人も満足な味ですよ。
つぶしてペースト状にすれば、パンに塗ることもできます。
赤ちゃんにピッタリの安心手作りおやつをご紹介♪大人にもオススメ!まとめ
いかがでしたか?
簡単とはいっても、ちょっと面倒・・・と思うものもあると思います。
いつもは買ったお菓子、でも今日はちょっと作ってみよう。
そんな感じがちょうど良いと思います。
頑張りすぎないことが1番です!
赤ちゃんと一緒に食べる優しい味のおやつ、なかなかいいものです。
ママと同じものを食べると、喜んでくれますよ^^
ぜひ試してみてくださいね♪