子育ては本当に大変です。
赤ちゃんの時も大変!
大きくなってきても、やっぱり大変!
身体も疲れますし、心も疲れてきてしまいます。
「誰か助けて・・・」と思うこともありますよね。
ママの実家に協力してもらえれば、ママはずいぶん助かります。
自分の両親には、無理を頼むことも、甘えることもできますね。
でも、実家を頼りにできない場合、ママの負担は一気に増えてしまいます。
子育てには、助けてくれるまわりの手が必要です。
その存在があれば、子育ての負担感は減らすことができます。
それでも、義両親にお願いするのはちょっと・・・と思う方も多いはず。
では、どうやって義両親を頼ったりお願いすればいいのでしょうか?
上手に頼って、上手に支えてもらうことができれば、義両親は子育ての強い味方になってくれるはず。
ということで、この記事では義両親に頼りにくい理由や、上手に協力してもらえる方法を紹介します!
義両親に頼りにくいのはなぜ?
今、子育てで大変だけど、義両親に頼るのは気が進まない、という方は多いですよね。
たくさんある理由の一つが、「孫に甘い!」ことではないでしょうか。
これ、ママにとって、大問題ですよね。
甘いものを食べさせないようにしていたのに、チョコを食べさせちゃった!
おいしいからと、何でも勧める。
行くたびに、おもちゃを買ってくれようとする。
すぐにおこづかいをくれる。
など、ほとんどのママが、何かしら心当たりがあると思います。
日頃、気を付けているのに・・・とママの頑張りが、無駄になってしまったように感じるかもしれません。
また、子育ての常識がどんどん変わっていることもあります。
我が家でも、おむつかぶれにベビーパウダーを使っていた、と教えてもらいました。
病院にもつけていったところ、先生から、「おじいちゃん、おばあちゃんでしょ?今は使いませんよ」と言われました。
使わないと、善意でもらったアドバイスを無視しているようで・・・と困ってしまいました。
先生の話も、なかなか言い出しにくかったです。
特に、離乳食や食事については、命に関わる場合もあり、心配になります。
親戚の集まりで、まだ試していない蕎麦を子供に勧められて慌ててしまった、という話を聞きました。
今の育児の感覚では、アレルギーは大丈夫?と心配になりますね。
現在は、それぞれの食材について、いつから食べさせて良いか決まっています。
しかし、以前は、離乳食について今ほど細かく決まっていなかったようです。
「細かすぎる」「心配し過ぎる」「このくらい大丈夫」と言われてしまうことも。
実の両親であれば、怒ったり、じっくり説明したりと自分で何とかできますが、義両親ではなかなかそうもいきません。
これでは、安心して任せられない、と思ってしまいます。
他にも、お願いすると気を使って、余計に疲れてしまう、なんてことも。
パートナーであるパパの両親とはいえ、結婚するまでは全くの他人。
考え方も、生活環境も全て異なり、全てを知ることはできません。
「あんなことを言ってしまって、気分を悪くしていないかな?」「こう言ったら、どう思おうだろう?」と考えるときりがないくらいです。
また、義両親には、できないところやだめなところは見せたくない、そんな思いはありませんか?
そして、ついつい余計に頑張ってしまうのです。
そして、一番の問題は、「やめて下さい!」と言えないことです。
どうしても遠慮して言うことができず、ひきつった笑顔でごまかしてしまう。
そんなことの積み重ねが、義両親に頼ることをためらわせてしまうのです。
義両親に頼りやすくなるポイントは?
カギはもちろんパパ!!
問題解決のキーパーソンは、息子であるパパです。
我が家は、義両親に子育てを手伝ってもらっており、とても助かっています。
上手くいっているポイントは何でしょうか?
それは、パパが自分の両親にとても厳しいこと!
少しでも私たち親の考えに合わない場合は、やめるように強く言いますし、甘やかしすぎと思えば、本気で怒っています。
横で見ていて、「ちょっと言い過ぎ・・・おじいちゃんとおばあちゃんが可哀そう」と思うレベルです。
この話をすると、ママ達からうらやましがられます。
なかなか、自分の両親に、ここまで強くでる息子はいないようです。
ただ、この強い態度が、我が家の良い関係につながっていることは間違いありません。
「うちのパパは、そんなこと自分の両親に言ってくれない。」という方も多いと思います。
毎回怒らなくてもいいのです。
パパには、自分の両親に子育ての方針や、何をして欲しいのかといったことを、しっかり話しをほしいのです。
理想は、ママのいないところで、「相談がある」といった形です。
もちろん、ママとパパでしっかり話をした後で、ですよ。
気を付けて欲しいことは、ママの希望として伝えないこと!
あくまでも、パパ自身の言葉で、パパがどうして欲しいのかを伝えて欲しいのです。
以前、初めて弟や妹ができる子に、「パパとママと一緒に、生まれてくる赤ちゃんを守るチームだよ」と声をかけるといい、と聞いたことがあります。
義両親にも、パパと一緒に、ママの子育てを支えるサポーターになってもらうと良いと思います。
もちろん、親としてのパパは、サポーターではなく、ママと同じお世話をする側の当事者ですよ。
それでも、義両親との関係の中では、サポーターの一人として、ママの「こうして欲しい」という希望を、叶えて見せて下さい。
義両親にとっても、何をどうして欲しいのかが分かれば、手助けしやすいのです。
「子育ての方針に口を出さない」とこと、「親の決めたことは必ず守る」。
この2点は、必ずパパから伝えて欲しいことです。
ここを守ってもらえれば、お互いにモヤモヤを抱えることなく、上手に付き合っていけるのです。
始めにしっかり伝え、その後はさりげなく伝え続けていくと良いと思います。
そして、ママがすることは、義両親に感謝の気持ちを、「ちょっとうるさいくらい」伝えることです。
小さい子供の世話は、体力も必要で大変です。
年齢によっては、親よりも、おじいちゃんおばあちゃんの方が、体力的にずっと辛い場合があります。
また、毎日のことでなければ、慣れておらず、余計に疲れてしまいます。
それを、孫のため、パパやママを助けるためと、頑張ってくれるのです。
「当然」という態度が、義両親との関係を悪化させてしまうかもしれません。
言葉と、場合によってはプレゼントや手土産などで伝えてみて下さい。
子育てが大変…義両親にうまく協力してもらうために大切なこと:まとめ
義両親も、孫は大好きで、可愛くて仕方がないのです。
頼まれれば、なかなかイヤとはいえません。
そして、ママとの距離が近くなれば、子供との距離も近くなります。
それは、義両親にとっても子供にとっても幸せなこと。
親には難しい「逃げ場」にもなってくれます。
上手に、みんなを子育ての輪に巻き込んで、みんなで幸せになりましょう!
参考になれば幸いです!