新生児の頃は1日に何度もお昼寝します。
時間も短く、せっかく寝たのにもう起きちゃった、なんてことも。
月齢が上がってくると、だんだんお昼寝の回数が減り、長く眠れるようになります。
その子なりのパターンもできて、ママもホッと一息つける時間になりますよね。
そして、2歳頃。
「お昼寝しなくなっちゃった」なんて話がちらほら聞こえます。
一方で、「うちの子はまだ2回寝ている」「1回に3時間寝た」なんてこともあります。
お昼寝のことが、少し気になり始める頃ですね。
お昼寝をやめた方が良い時期はいつなのでしょうか?
また、上手にやめさせる方法はあるのでしょうか?
お昼寝をやめる時はいつ?
特に困ったことがないのなら、5、6歳まではお昼寝をしていて大丈夫。
なぜって、保育園では年長さんまでお昼寝していますよ。
給食を食べた後に1時間ほど。
しっかり寝てから帰ってきます。
一方、幼稚園に通う子は、お昼寝をしないことが多いようです。
2時頃までの園が多く、大きい子は眠くなるほど疲れていないみたいです。
また、帰ってきてから遊んだり、習い事に通ったりとなかなか忙しいのです。
お昼寝の時間が、遅くなりやすいのも特徴です。
そのため、夜の寝る時間に影響してしまいます。
このような理由から、幼稚園入園前後にお昼寝をやめる子が多いようです。
通っている園の違いや習い事といった事情ではなく、やめるタイミングはあるのでしょうか?
子供の成長で、睡眠リズムが変わった時!
この時がお昼寝を考えてみる、良い機会だと思います。
お昼寝をやめるポイントは3つ!
では、いつお昼寝をやめるのか?そのポイントを3つご紹介します。
1つ目は、子供が寝なくなった時!
これまでは、この時間には寝ていたのに…これが1番分かりやすい変化です。
体力がついてきた子供は、お昼寝を必要としなくなります。
少なくても、これまで昼寝をしていた時間には、寝なくて平気。
眠くない子を寝かすのは大変です。
その子にとっての、やめ時なのかもしれません。
試しに、お昼寝なし、にしてみても良いと思いますよ。
2つ目は、お昼寝の寝つきが悪くなった時!
これも1つ目と同じで、その時間には眠くないのです。
30分以上かけて寝かしつける、これもなかなか大変です。
「早く寝て!」とイライラしたりしませんか?
早く寝る日だけお昼寝するのもいいですね。
3つ目は、夜、早く寝られなくなった時!
これで困っている方、多いと思います。
お昼寝をすると、夜10時、11時まで寝なくなることはよくあります。
9時過ぎても元気いっぱい。
布団で絵本を何冊読んでも寝ないことも。
睡眠時間が足りない場合、お昼寝時間を足していいそうです。
それでも、夜11時に寝て朝7時に起きる。
これでは朝が辛そうだと思いませんか?
お昼寝するから遅く寝る→睡眠不足でお昼寝する→お昼寝するからまた遅くなる。
もう悪循環でしかありません。
そんなときは、お昼寝をやめ、夜の睡眠時間をしっかりとれるようにすると良いと思います。
ただし、この3つとも、小さな子供やお昼寝を2回以上している子供には向きません。
まだまだお昼寝が必要です。
静かな部屋にしたり、少し暗くしたり、できるだけお昼寝がしやすいようにするのがおススメです。
どうやってやめたらいいの?お昼寝の上手なやめ方はある?
残念ながら、簡単な方法はない・・・と思います。
お昼寝をなくすことは、子供にとっても大変!
なぜなら、とても大きな生活リズムの変化だから。
慣れるのに時間がかかります。
思いがけないときに寝てしまった、ずっとグズグズ言っていたり。
いろいろ大変だと思います。
それでも大丈夫!
いつかはそのリズムにも慣れ、落ち着きます。
でも、親は少し覚悟がいりますね(笑)
やめ方といっても、お昼寝を一気にやめるのか、段々減らしていくかです。
急にお昼寝をしなくなった子供は、前の一気にやめるパターンです。
これ、ちょっと大変です。
眠くなると、かなりぐずぐず言います。
それも始めのうちは、早い時間から始まります。
それでも、食事やお風呂を、その子が眠くなる時間に合わせられれば、いい方法だと思います。
その子のリズムに合わせているので、早く慣れてくれることが多いように思います。
ただ、一人目の子の場合、生活のリズムは大人中心な場合も。
夕方5時にご飯、お風呂で7時に寝る….この時間に合わせるのは、大変かも。
そんな時は、段々、お昼寝を減らしていくのがおススメです。
それでも、ぐずらなくて上手にやめられるかというと、そうでもありません。
我が家では、まずお昼寝は1時間にしてみました。
夜はそこそこ眠れて、眠くなってぐずることはありません。
でも、起きられなくてぐずります。
眠気がとれるまで、ずっと不機嫌です。
そんな時は好きなテレビ番組を、音量を大きくして、目覚まし代わりにしていました。
テレビ番組に注意が向き、そちらが気になるので、あまりぐずりません。
また、見終わった頃には、いい具合に眠気がとれています。
テレビをあまり見せていない場合は、好きな歌でもいいと思います。
そして、これをできるだけ毎日同じ時間に繰り返します。
子供は、毎日同じことをすると安心するようです。
好きなことなので、早く慣れてくれますよ。
次に、必要な日にだけ、お昼寝をさせてみました。
夕方、車に乗せる予定の日は困ります。
車でしっかり寝てしまうので、その前にお昼寝をしていました。
この方法だと、眠くないのに寝かされるので、寝つくのに時間がかかります。
お昼寝時間は1時間なのに、寝かしつけに30分なんてことも。
寝ていたのは、たったの30分・・・。
必要がなくなってきた時には、全部やめるようにしました。
子供の昼寝、いつまでさせる?やめ時に困ったときの考え方:まとめ
どのような方法でも、リズムができるまでは大変です。
思い切って始めるところが、少しおむつ外しに似ていますね。
始めると大変。
だから、始めるのに覚悟がいります。
ママにとっては、お昼寝という家事タイムであり、憩いのひと時がなくなってしまうのですから。
それでも、必ず親子ともお昼寝しない生活に慣れてきます。
早く寝てくれるといいですよ。
あまり持てなかった夜の自由時間が持てるかもしれません。
また、疲れているので、パタッと寝てくれることも多いのもうれしいです。
これはこれで、なかなか良いですよ。
大人でも、適当な昼寝はとても良いそうです。
小学生になっても、疲れていれば昼寝はします。
いっぱい遊んで、学校に通うようになるまでに、寝なくてもいられる体力がついていれば良いのです。
後は、そのリズムに慣れるだけ。
ぜひ参考にしてみていただけるとうれしいです!