赤ちゃんがこの世に生まれて、日々成長していく姿は面白いですね。
自分で動けない状態から1年も経つと、自分で立ち上がって歩くようになります。
赤ちゃんが得意な運動は、ハイハイです。
大人がハイハイしようとすると、自分の手足が邪魔をしてうまく進めません。
体重によって手のひらやひざも痛くなります。
ハイハイでたくさん手や足を刺激すると脳や体幹の発達にも良いことが、研究発表されています。
ハイハイは個人差があります。
ハイハイは、いつから始めるか?
ハイハイをしないのはなぜか?
について、我が子の成長を参考にお伝えします。
ハイハイはいつから始めるのか?
個人差が大きいですね。
育児書では、7ヶ月から9ヶ月ぐらいと平均が出されています。
ただしこれはあくまでも平均です。
我が子1(娘・2500グラムで出産)は、勝ち気な性格で体を動かすことがとにかく大好き。
2ヶ月ごろには、体重が軽くて動きやすかったのもあり、寝返りしてハイハイも6ヶ月ごろにはできていました。
つかまり立ちも7ヶ月ごろと、やや早めでした。
自分で動くことが好きで、人のペースで振り回されるのが嫌だったようです。
活発に育つのかなと思いきや、割とインドア派に成長しています。
我が子2(息子・2700グラムで出産)はのんびり屋です。
生まれた時から、お姉ちゃんを含め周りにかまってくれる人がたくさんいました。
寝返りは、かなり遅めの4ヶ月過ぎ。
お座りが5ヶ月。
この頃の遊び方は、自分の周りにあるもので遊ぶかんじでした。
転がっていっても、気にしない、追いかけない、ちょっとおとなしすぎて心配していました。
上の子の都合もあり、気がつくと誰かが抱っこして移動していたので、自分で動く必要性を感じていなかったようです。
ハイハイで自分で動き始めたのは、9ヶ月ごろでした。
動き始めると、大変です。
カバンの中身を引っ張り出したり、ティッシュを出したり、行動力がすごいです。
いたずらする力を蓄えていたんだなと、おとなしかった時期を振り返る日々です。
我が子2は、一歳半までハイハイしていました。
移動に困らなかったことと、立ち上がるには体が重かったこと(11キロぐらいでした)いろんな要因が重なって、長い期間ハイハイしていました。
今は活発に走り回り、しっかりやんちゃに成長しています。
同じお腹から出てきたはずなのに、この性格の違いはなんだろうと親も悩みます。
それだけ赤ちゃんの個性で発達は様々です。
育児書で書いてあることがすべてではないので、まずは自分の子の性格を考えてあげてください。
ハイハイをしないのはなぜか?
適齢期がきても、ハイハイをしない赤ちゃんもいます。
これには、赤ちゃんの性格が関係しているようです。
ハイハイに興味が無かったり、ハイハイをするスペースがないためにできないことがあります。
ハイハイに興味がない子なんているの?と思うかもしれません。
それが、いるんです。
ハイハイの姿勢よりも、大人に抱っこされて見る景色や、足で立ち上がって見る景色の方が面白いと感じる子がけっこういます。
大人が思う以上に、赤ちゃんは見ています。
自分で動くよりも、抱っこして移動する方が、楽だし楽しいと考える赤ちゃんもいます。
ちょっとずる賢い考えをする子も、本当にいます。
また赤ちゃんは、周りを見ながら成長するので、身近にいるひとが大人ばかりである場合、ハイハイせずに立ってしまう子もいます。
その場合、周りを見ながら成長できる素直な時期なので、大人がハイハイの手本を見せてあげてください。
大人の場合、膝にタオルを入れておくと、後に響きにくいです。
もし手が汚れるのが気になる場合は、軍手やマイクロファイバーの手袋を使うと掃除もできて一石二鳥です。
お腹周りのポヨンとした部分がいつも以上に気になりますが、大切な子供の成長のために我慢しましょう。
ハイハイをしないとどうなるか?
では、赤ちゃんがハイハイをしないとどうなるのでしょうか?
ハイハイで本来鍛えられる体幹、手足の感覚が鈍く、怪我をしやすい身体になってしまいます。
走り回ることが増えてくる4歳〜5歳ごろにその差が大きく出てきます。
同じようにかけっこをして転んだ時に、たくさんハイハイをしてきた子は手をついて怪我を回避します。
ハイハイが少ない子は、転んだ時にうまく受け身が取れず、顔面を直撃したり、手や足をひねってしまうこともあります。
この頃の怪我は、完治するまで親のフォローが欠かせません。
自分の体を自分で守ることができるようになるには、ハイハイが必要です。
ハイハイをしている時期が少ない子は、意識的にハイハイ運動を取り入れるようにしましょう。
大きくなってからでは大変なので。
まとめ
ハイハイは、人間が生きる上で大切な体幹部分や手足の感覚を鍛える大切な運動です。
ハイハイをしないことで、転びやすくなったり、怪我をしやすくなってしまいます。
赤ちゃんがハイハイしない時は、周りの人がまず手本を見せて、必ずハイハイできるようにしてあげてくださいね!
参考になれば幸いです!