子育ては想像以上に大変で本当に忍耐との戦いでもあると思います。
私には今1歳の娘がいます。
結婚し、めでたく妊娠し、喜びでいっぱいでした。
そんな時、職場の子育て中ママから
「生まれたら大変だよ~。今のうちいっぱい遊んで、寝て、好きなことしとかないと、何もできないからね。」
当時は
「なんでこの人こんなこと言うのだろう…」
「生まれたら幸せで楽しい毎日を過ごせるはず」
そう思っていました。
無事に出産し、出産12時間後から、赤ちゃんと一緒に過ごす母子同室が始まりました。
そこから私の子育てに関する考えは大きく変わりました。
あの時、職場の子育て中ママが言っていた意味を痛感したのです。
この記事では、特に私が悩んだことそのときに救われたこと、救われた言葉を紹介したいと思います。
子育て中のママに贈る言葉
子育てって、やった人にしか絶対に分からない悩みや問題がたくさんあります。
母乳問題
「生まれたら自然に母乳は出るもの」
そう思っていました。
でも、違います。出ません。
出る人も中にはいるようですが、私は出ませんでした。
入院中の授乳室で他のママたちはスムーズに授乳し、その赤ちゃんたちは気持ちよさそうにスヤスヤ眠っていました。
でも私は、赤ちゃんを満足にさせてあげることができず、ひたすら泣き続ける赤ちゃんをただただどうしたらいいか、見守ることしかできませんでした。
そんな私に声を掛けてくれた看護師さんがいました。
「元気のいい赤ちゃんですね。いっぱい泣くのは元気な証拠ですよ。」
「段々母乳は出るようになるから大丈夫ですよ。足りない分はミルクをあげれば大丈夫です。」
「ほとんど寝てないでしょう?今日は新生児室で赤ちゃん預かるから、ゆっくり休んでくださいね。」
何もできない自分への悔しさと、赤ちゃんに対するごめんねという気持ちで涙が止まりませんでした。
その後、徐々に母乳の量は増え、1ヶ月を過ぎた頃には、ミルクなしの完全母乳で育てることができました。
あの頃の私に伝えたいこと、また現在同じ悩みを抱えているママがいれば伝えたいです。
必ず母乳は出るようになります。
もし出なかったとしてもその分ミルクをたくさんあげてください。
どちらにせよ、赤ちゃんは十分ママの愛情を受け取っていますよ^^
ほとんど睡眠も取らず、ママは頑張っているのですから、自信持って下さいね。
親との考えの違い
生まれる時代が違えば、流行や生活スタイルが違うのと同じように、親との価値観の違いや子育てに対する考え方に多少なりとも違いが出てくると思います。
産後1ヶ月は、実家や義実家に頼る方がほとんどだと思います。
その後、お宮参りやお食い初め、初節句といった行事ごともいくつかありますよね。
また、職場復帰に伴い、1歳にならないうちから保育園に預ける方も多いと思います。
そこで親御さんとの考えが違えば、バトルにもなりかねません。
さらに産後の疲れや、育児のストレスから普段なら気にならないことも、イライラしてしまうことってありませんか?
私はそうでした。
あれもこれも
「ああしなさい、こうしなさい」
と言われ続けるうちに、我慢できなくなり、大喧嘩になりました。
こんなに頑張っているのに、どうして…と思ってしまいますよね。
ママはみんな毎日頑張っています。
親御さんもそれを分かっているのに、可愛いがゆえに口出ししてしまうのですよね。
だから親に何か言われたときは、ただ「ありがとう」といって、気にしないのが一番です。
そして、一番身近なご主人に話を聞いてもらうとすっきりすると思います。
その時、ご主人はママの味方でいてあげてくださいね。
泣き止まない我が子
なぜかママが抱っこしても泣き止まないのに、パパやじぃじ、ばぁばが抱っこすると、ぴたっと泣き止むことがありませんか?
その時、本当に悔しくて悲しい気持ちになりますよね。
一番頑張ってお世話をしているのに…と落ち込んでしまいますよね。
でも大丈夫です。
ママでしか泣き止まなくなる日が必ず来ます。
赤ちゃんが、ママをママとしてしっかり認識し始めるのは、生後5ヶ月頃からのようです。
初めの頃は、おっぱいのにおいがするから、ママの抱っこだと泣いちゃうそうです。
私の娘もそうでした。
今では、眠いときや転んだときなど、私でしか泣き止まないことばかりです。
その姿は、とても可愛くて愛しいですよ。
食べない離乳食
「初めは順調だった離乳食。急に口を開けなくなり、全く食べなくなってしまった…」
私の娘がまさにそうでした。
毎日必死にあれやこれやと試してみても、全くだめでした。
地域の保健師さんや、ネットの子育て相談に相談しても、なかなか解決しませんでした。
本当に悩み、毎日涙の日々でした。
でも、いつか必ず食べるようになります。
食べないときはもう無理に食べさせなくて大丈夫です。
何をしても食べないときは食べません。
離乳食を思い切ってお休みしましょう^^
そうすると気持ちが随分楽になります。
我が子も今ではおかわりをするぐらいモリモリ食べますよ。
泣き叫ぶ保育園
私の娘は8ヶ月で保育園に入園しました。
「こんな早くに預けてかわいそう…」
親からも言われたし、自分でもそう思っていました。
毎朝、泣き叫ぶ我が子。迎えに行くとおんぶされて、泣き疲れて寝ている我が子。
慣らし保育も1ヶ月半ほどかかりました。正直辛かったです。
でも今だから言えることは、
「保育園に預けてよかった」
これに限ります。
周りのお友達に刺激を受け、成長がものすごく早いです。
また家ではしないような行事やイベントも保育園ではもれなくしてくれます。
おうちに帰ったら、思う存分甘えさせてあげて下さい。
沢山抱きしめてあげて下さい。
それだけで十分です^^
子どもは親が思っている以上に強いです^^
家事がすすまない
育児をしながらの家事は、なかなか難しいものがありますよね。
さらに仕事をしながらだと尚更難しいと思います。
ひとつ言えることは、
「完璧にする必要はありません。」
できるだけでいいんです。
ひとりで全部しようと思わないでいいんです。
ご主人や親の手もたまには借りましょう^^
育児ができているだけでも、ママは立派です。
ママが体調を崩してしまったら、家庭は崩れてしまいます。
程よく手を抜きながらいきましょう。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
毎日、子育てしながら、家事に仕事に本当お疲れ様です。
ママはよく頑張っています。
子どもはそれをよく見ています。
だから子どもはママが大好きなんです。
ママがいてくれるだけで安心します。
私も初めての子育てで分からないことだらけですが、
子どもの笑顔に毎日癒やされながら頑張っています^^
大変ですが、一緒に頑張っていきましょう!