赤ちゃんの寝かしつけは大変!!
子育ての中で1番大変、と感じているママも多くいます。
30分で寝てくれたら幸せで、1時間、2時間かかる子もいます。
パパが寝かしつけてくれたら、どんなに助かるだろう、と思いますよね。
ただ、現実には、パパでは寝てくれない、という場合も多いようです。
一方で、ママよりも、寝かしつけ上手なパパもいます。
寝かしつけがうまくいかない理由と、上手なパパの寝かしつけの方法を見てみましょう!
また、抱っこが苦手な場合に、試してほしい方法もご紹介します。
赤ちゃんがパパでは寝ない!!原因はなに?
赤ちゃんの寝かしつけが苦手なパパの話は、よく聞きますね。
昼間は、パパ大好きなのに…。
それはなぜなのでしょうか。
ママにはくっついて、パパとは遊ぶ、そうパパとママを使い分けている赤ちゃん、いるのではないでしょうか。
パパは遊んでくれる、楽しい存在!
パパが帰ってくると、喜んで元気になります。
一方で、ママは安心したいときにくっつきたい、そんな絶対的な存在です。
そう考えれば、確かにパパは、寝かしつけに向いていないのかもしれません。
また、母乳の場合、ママのおっぱいを飲みながら、寝る子が多くいます。
そう、添い乳です。
この場合、パパはおっぱいがないので、それだけで「イヤ!」となります。
パパには、どうすることもできない理由です。
それならパパで寝なくても仕方がない、と思われるかもしれません。
しかし、それは違います。
ミルクのママは、添い乳はできませんし、寝かしつけの上手なパパはいます。
まず、ママとパパの一番大きな違いは、何でしょうか?
それは、パパには逃げ場があって、ママにはないことです。
泣かれたり、寝かしつけに時間がかかると、「やっぱりママじゃないとダメだって!」と言っていませんか?
ママは日中も、パパの遅い夜も、ずっと寝かしつけています。
一人で、1時間以上泣かれ続けたことも、抱っこし続けたこともあるでしょう。
それでも、逃げ場はないのです。
頑張って、赤ちゃんと向き合い続けてきたことが、ママへの信頼感の大きな理由の一つなのです。
上手なパパも、最初から赤ちゃんがしっかり眠るまで、付き合ってきたはずです。
毎回、「パパの日は、寝るまでパパ!」を続ければ、赤ちゃんにも、「今日はパパの日」と伝わりますよ。
上手なパパの、寝かしつけ方法はこれ!
寝かしつけは、ママよりパパが向いている?!
我が家のパパも、寝かしつけ上手です。
腱鞘炎で、抱っこがあまりできないママに代わり、寝かしつけてくれました。
他にも、パパでないと寝ないという赤ちゃんもいます。
ママにもパパにも言えますが、「これをやったら寝る!」という、おやすみパターンが見つかると良いですね。
それがあれば、赤ちゃんも、もう寝る時間と分かります。
まず、反応の良かったものや、その組み合わせを、何日間か試してみて下さい。
毎日、毎回繰り返すことで、習慣になっていきます。
パパにおすすめの、おやすみパターンを紹介します。
まずは、立ってゆらゆらと揺らしながら、抱っこします。
少し電気を暗くして、ゆっくり、ゆったりが伝わるように、音楽をかけたり、動画をつけたりします。
動画は意見が分かれると思いますが、早く寝かせたい、と思うと赤ちゃんには伝わってしまいます。
動画を見ながら抱っこを続けたほうが、リラックスできて良いようです。
そして、赤ちゃんも、楽しみながら揺れていると、いつの間にかウトウトしてきます。
眠そうになってきたところで、おなかの上に乗せてみましょう。
すぐに、ぐっすり眠ってしまいますよ。
ずっとうつ伏せでいると、赤ちゃんに危険があります。
乗せている親にも負担があるので、しっかり寝入ったら、布団に寝かせるようにしましょう。
胸からおなかの上は、規則正しい心音が聞こえ、呼吸のたびにフワフワと動くので、とても気持ちよさそうに、眠ってくれます。
この方法は、やはりパパの方が向いています。
体力のあるパパの方が、長く抱っこを続けることができます。
また、ママの上が好きな赤ちゃんもいるようですが、パパの方が体大きく、平らで安定しているため、乗り心地は良いようです。
さらに、卒乳の時期は、添い乳で寝ていた子は大変です。
そんな時は、パパの出番です。
ママと違い、おっぱいをもらえる訳ではないので、期待がない分、眠りに入りやすいようです。
ママだと、どうしてもおっぱいが飲みたくなってしまいますね。
抱っこが苦手なパパにおすすめ!
抱っこをしない、寝かしつけ!
抱っこに頼れない場合は、おやすみパターンを作って、習慣にすることがおすすめです。
眠るつもりのない子より、そろそろ寝る時間と分かっている子の方が、寝付くまでの時間が短くて済みます。
寝る時間を伝える方法として、絵本の読み聞かせがあります。
最後の1冊を決めておいたり、何冊かの「おやすみ絵本」から選ばせるのも良いですね。
眠れる本も売っています。
試してみるのも、良いかもしれません。
読み方もポイントです。
いつもより、小さな声で、ゆっくりと読んでみて下さい。
小さな声で読むことで、声の方に集中していきます。
また、ゆっくり読むことで、落ち着いて眠りやすくなります。
ここで添い寝をし、トントンと背中をたたいたり、赤ちゃんの好きなところを、ゆっくりなでてあげて下さい。
この時のトントンも、初めは速く、だんだんゆっくりにしていくと、眠りに入りやすくなるようです。
そして、最後の手段は寝たふりです。
体のどこかに触れながら、嘘の寝息を立ててみて下さい。
一定のリズムになっていれば、ちょっと大げさでも大丈夫です。
初めは眠らずに動いていても、そのうちに諦めて、眠ってしまいます。
他の人の寝息は、眠気を誘いますよね。
寝かしつけていると、どうしても眠くなってしまいます。
そんな時は、安心感と、布団から抜け出したら分かるように、体の一部に触れておきます。
そして、部屋の外を暗くし、中は少しだけ明るくします。
部屋の外への脱走を、少しは防ぐことができるはずです。
安全を確保できたら、一緒に眠っても大丈夫です。
まとめ
寝かしつけを頑張っていても、パパ見知りの時期などは大変です。
泣いて泣いて、全然寝てくれなかった、ということもあるでしょう。
すっかり気落ちしてしまうかもしれません…
そんな時は、一時お休みしても良いと思います。 その後にまた、寝かしつけを続けると、「パパと一緒に寝たい!」と、子供の方から選んでもらえるようになりますよ^^