赤ちゃんの髪の毛はサラサラでとても気持ちがいいですね。
女の子は特にお母さんのこだわりで、いろいろな可愛い髪型にしてもらえます。
ですが、時々髪の毛を結ぶことを嫌がる子がいます。
実は、我が子もそうでした。
一歳までは、くしを嫌がっていたので美容院にも連れていきづらかったので、伸びたところは親がセルフカットでそれなりのショートカットに。
2歳ごろまでは、頭を触られることに抵抗していました。
一年に一度、プロにベリーショートにしてもらって髪の毛の手入れをしなくてもすむようにしていました。
3歳頃は、私が切なくなりました。
近所の女の子は、可愛い髪型をして、スカートをがにあって、キッズモデルみたいなのになぜうちの子はできないのだろうと。
幼稚園に行きはじめてから、娘は変わりました。
オシャレを気にしはじめ、髪型も意識し始め、『カワイイ』を好むようになりました。
それは一体、なぜなんでしょうか?
そこで、髪の毛を縛るのが嫌で、4歳ごろまでベリーショートの髪型で過ごしていた現在小学3年生の我が娘に、「髪の毛を縛るのを嫌がっていた気持ち」をインタビューしてみました。
その内容をシェアします。
もしかすると今髪を縛るのを、嫌がる子も同じような思いをしているかもしれません。
髪をとかすときに頭がチクチクする
ブラシで髪の毛をとかすときに、ブラシがチクチクして嫌いだから触らないでほしかった(本人談)。
これは、娘が小学生になったころ話していました。
少し感覚過敏のある娘にとって、ブラシで髪をとかすことは拷問だったようです。
一番過敏だったのは、2歳ごろでした。
自分でいろいろできるようになってきて、全身運動機能も発達してきているころです。
嫌がらなくなったのは、「憧れ」ができたころです。
某アニメキャラクターの長い髪の毛に憧れを抱きはじめた5歳ごろ。
髪の毛を伸ばしたいなら、ママからふたつ条件があると提案しました。
①きちんとブラシでとかすこと
②ドライヤーを嫌がらないこと
この条件が守れないなら髪の毛はショートカットにしよう、とママと女同士の約束が交わされました。
私も髪を伸ばしていた時期があったのですが、天然パーマがあり、毛量も多いのでとにかく手入れが大変でした。
娘は髪質は一見するとストレートなのですが、毛先や内側の毛は天然パーマが混ざっています。
私に似て、毛量は多めです。
なので、手入れを怠ると髪の毛同士が絡まりやすく毛玉ができます。
親が手をかけているうちは、なるべく短い方が良いのです。
せめて肩ぐらいのセミロングで、キープできたらいいなと思っていました。
ところが『自分で決意したこと』に対する娘の行動は素晴らしかったです。
それまで嫌がっていたブラシできちんと髪をとかして、ドライヤーで乾かし、自分で手入れを覚えていきました。
親が思うよりも、子供自身に決めさせた方がしっかり習慣として成り立つようになりました。
髪の毛が引っ張られている感じが嫌い
髪の毛を縛ったときの引っ張られた感じが嫌いだった(本人談)。
髪の毛を縛った時の頭皮が引っ張られる感覚と、ほどいたときのモワッとした感覚が嫌いだったと言っています。
髪をほどくモワッとした感覚は、今でもあまり好きではないらしく、学校がない日は髪をほどいて頭皮を休ませています。
髪の毛をしばらなくてもすむように、定期的に毛量をカットして調節、今では背中の真ん中ぐらいまで伸ばしています。
長くなるにつれていろいろ引っかかったり、気にしなければいけないことが増えてきましたが、自分で決意したことに対しては、きちんとしようとしています。
結論:赤ちゃんの髪の毛は縛らなくてもいい
赤ちゃんの髪の毛は、無理して縛らなくても大丈夫です。
いずれオシャレな髪型に目覚める時がきます。
キッズモデルのような可愛い髪型をさせた写真を撮りたいと、私も何度も思いました。
可愛い髪型をしても表情がふてくされていると、ものすごく残念な思い出になってしまいます。
多少ボサボサでも満面の笑顔の方がずっと楽しい思い出が作れます。
お互いに無理をしないことが育児では重要です。
可愛い髪型にこだわりを見せ始めると、今度は、髪を結ぶための親の技術が必要になってきます。
どうしても可愛い髪型をさせたい人は、きたるべき時期に備えておく方が親子で楽しく過ごせます。
まとめ
赤ちゃんが髪の毛を縛るのを、嫌がるのは、感覚が過敏だったり、頭皮を引っ張られる感触が嫌だったりします。
まだはっきりと言葉で説明できない赤ちゃんにとって、嫌なことを強いられることは拷問でしかありません。
髪を「今は」縛ることを嫌がっていますが、必ず縛ってほしいと言ってくる時期が来ます。
髪型にこだわらず、親子で笑って過ごせる時間を作る方が、お互いに無理がなく過ごせます。
縛るのがイヤなら、縛らなくても過ごせるカットをすれば気になりません。
親子でたくさん笑った時間を過ごせるよう、髪の毛にこだわりすぎないことが大切ですね!
ぜひ参考にしていただけると幸いです!