いちごです!
「ねえ、〇〇ちゃんの家に泊まりに行っていい?」
中1の末っ子にそう聞かれたのは、夏休みの終わりのことでした。
相手は、吹奏楽部で同じパートの仲よしの子です。
私、とっさに「えっ、ダメ」と言ってしまったんです(笑)
末っ子は「なんで?」とふくれて、そのまま部屋に行ってしまいました。
あとから考えると、ダメな理由なんて特になかったんですよね。
お泊まりのルールを何も決めていなかったから、びっくりして止めてしまっただけ。
思えば、上の2人のときもそうでした。
その日の私の機嫌や、なんとなくの雰囲気で、OKしたりダメと言ったり、、、
子どもからしたら、基準がさっぱりわからなかったと思います。
高1の息子も、最近は「友達の家で映画を見ながら泊まりたい」なんて話を持ってくるようになりました。
これは一度ちゃんと決めておかないと、と思って、夫とも話し合いました。
中高生3人を育てるわが家がたどり着いた、お泊まりのルール6つを書いてみますね。

1. 「向こうのお母さんもいいって」は、親同士で確かめる
いちばん最初に決めたのが、これです。
子どもの「向こうのお母さんもいいって言ってた」は、半分くらいの気持ちで聞いておいたほうがいい(笑)
というのも、9月の連休に末っ子の初めてのお泊まりが決まったとき、念のため相手のお母さんにLINEでごあいさつしたんです。
そうしたら、返ってきたのは「えっ、泊まりの話、初耳です!」。
子ども同士で盛り上がって、親への話はまだだったんですね。
それ以来、「泊まりに行きたい」と言われたら、まず相手のおうちの人に、私から一言ごあいさつするようにしています。
連絡先を知らないときは、「お母さんが連絡してもいいか、聞いておいてね」と子どもに頼みます。
泊める側は、ごはんや布団の用意もあって、けっこう大変です。
大人同士で「本当に大丈夫ですか?」を確かめるのは、最低限のマナーだと思っています。
2. おうちの大人がいない日は、泊まりはなし
これは、高1の息子のときに決めました。
「〇〇の家、週末は親が旅行でおらんから、みんなで泊まろうって」
、、、はい、アウトです(笑)
息子は「もう高校生やし」と言いましたが、ここは譲りませんでした。
何かあったときに頼れる大人がいないのは心配ですし、盛り上がって夜中に騒げば、ご近所に迷惑をかけることだってあります。
それに、相手のおうちの人が知らないところで泊まりになるのは、やっぱり違うと思うんです。
「おうちの人がいる日なら、ちゃんと考えるよ」と伝えたら、息子もしぶしぶ納得してくれました。
ちなみに、男女が混ざってのお泊まりも、わが家は高校生のうちはなしにしています。
3. 泊まっていいのは「次の日が休み」の日だけ
何回までOK、と回数で決めるのはやめて、そのかわり「日」で決めました。
泊まりに行っていいのは、次の日が学校も部活もない日だけ。
テストの1週間前からは、なしです。
息子はバレー部なので、休みの日も練習や試合が入っていることが多く、実はそんなにチャンスがありません(笑)
末っ子も吹奏楽部の練習があるので、結局、連休のうちの1日くらいになります。
お泊まりの次の日はどうしたって寝不足なので、それくらいがちょうどいいと思っています。
10月の三連休も、末っ子は「また泊まりに行きたい」と言ってきそうな予感がしています。
4. 連絡は「着いた」と「明日の帰る時間」だけでいい
お泊まりの夜、何度もLINEを送りたくなる気持ち、よーくわかります。
私も、末っ子の初めてのお泊まりの夜は、スマホを何度も見てしまいました。
でも、友達といるときに親からLINEが何通も来るのは、子どもにとってはちょっと恥ずかしいもの。
なので、連絡は「着いた」と「明日は何時に帰る」の2つだけ、と決めました。
そのかわり、本当に急ぐときは電話をかけるし、電話が鳴ったら必ず出る。
これは、子どものLINEの返事に悩んでいたときに決めた、家族の約束です。
それから、夜中に友達とコンビニへ出かけるのはなし。
18歳未満の深夜の外出は、多くの地域で条例によって制限されているんですよね。
「泊まりに行ったら、朝までその家から出ない」を約束にしています。
位置情報も、連絡がつかないとき以外はのぞかないと決めています。
門限のルールと同じで、「連絡さえあれば怒らない」がわが家の基本です。
5. 手土産とお礼は、親の仕事
お泊まりに行くときは、手土産を持たせています。
中身は、みんなで分けられる個包装のお菓子で、1,000円くらいのもの。
高すぎると、かえって相手のおうちに気をつかわせてしまうので、あくまで「ちょっとした気持ち」です。
次の日、子どもが帰ってきたら、私から相手のお母さんに「ありがとうございました」のLINEを送ります。
子どもにも、帰るときに自分の口で「ありがとうございました」を言うように伝えています。
末っ子は帰ってくるなり、「ちゃんと言ったよ!」と得意げでした(笑)
それから、泊めてもらったら、次はうちに来てもらう。
お泊まりは「お互いさま」で続けていくもの、と思っています。

6. 断るときは「うちのルールだから」と親が悪者になる
ルールを決めても、断らないといけない場面はあります。
そんなとき、「友達にどう言えばいいかわからん」と子どもに言われたら、「お母さんがダメって言ってる、でいいよ」と伝えています。
中高生にとって、友達の誘いを自分から断るのは、けっこう勇気がいるんですよね。
だから、断る理由は親が引き受ける。
そのかわり、「泊まりはなしでも、夕方まで遊ぶのはいいよ」「今度はうちに来てもらったら?」と、代わりの案もいっしょに出すようにしています。
「全部ダメ」じゃなくて「ここまではOK」を見せるほうが、子どもも納得しやすいみたいです。
友達付き合いには親が口を出しすぎないのがわが家の方針なので、お泊まりのルールは「最低限の線」くらいに考えています。
泊める側になってみたら、案外楽しかった

先日は逆に、息子のバレー部の友達が2人、うちに泊まりに来ました。
もちろん、向こうのお母さんたちには、事前に私から連絡済みです。
食べられないものやアレルギーがないかも、そのときに聞いておきました。
晩ごはんは、から揚げを2キロ揚げました(笑)
それが、きれいになくなるんです、、、
高校生男子の食欲、おそるべし。
育ち盛りの食費の記事に書いたとおりの光景でした。
夜は、ふだん家では口数の少ない息子が、友達と大笑いしている声がリビングまで聞こえてきて。
家では見せない顔があるんだなあと、ちょっとうれしくなりました。
日付が変わるころに一度だけ「そろそろ寝なさいよ」と声をかけましたが、もちろん寝ていません(笑)
翌朝は、夫が近所のパン屋さんでびっくりするくらいの量のパンを買ってきてくれて、それもあっという間に完売しました。
お泊まりは、子どもにとって「家の外での自分」を試す、ちょっとした冒険なのかもしれません。
親としては心配もあるけれど、ルールがあると「いいよ」が言いやすくなりました。
夏休みの終わりに「えっ、ダメ」と即答していた私も、今では「いいよ、まず向こうのお母さんに連絡させてね」と言えるようになりました。
中高生のお泊まりに迷っているママさん、まずは「相手のおうちの人に一言連絡」から始めてみてくださいね。
心配しながらでも、「楽しんでおいで」と送り出せたら、それで十分だと思います♪

