いちごです!
夏休み前の三者面談で、高1の長男の担任の先生からこう言われました。
「夏休み明けに、文理選択の希望調査があります。
ご家庭でも話し合っておいてくださいね」
ぶ、文理選択、、、もう?
入学してまだ数ヶ月ですよ?(笑)
帰り道に本人に聞いてみたら、返ってきた答えがこれです。
「べつに、どっちでも」
おいおい。
君のこれからの話なんですけど?
実はわが家、去年の冬に長女の大学受験を経験しています。
そのときに痛感したんです。
受験の入り口って、高3じゃなくて、高1の文理選択なんですよね。
文系か理系かで、受けられる学部がごそっと変わってしまうので。
とはいえ、親が決めるわけにもいかない。
口を出しすぎず、でも放置もせず。
この夏、わが家が文理選択とどう向き合ったか、決めた6つのことを書いてみますね。

1. まず「文理選択で何が決まるのか」を、親も一緒に調べた
最初にやったのは、私が勉強することでした。
偉そうに「ちゃんと考えなさい」と言いつつ、私自身、文理選択で何がどう決まるのか、あやふやだったんです(笑)
学校でもらったプリントと、ネットの情報をひと通り読みました。
高2からの選択科目が変わること。
理系から文系への変更(いわゆる文転)はまだ利きやすいけど、逆はかなり大変なこと。
大学の学部によって、受験に必要な科目が全然違うこと。
このあたりを親が知っているだけで、会話の質が変わりました。
「どっちにするの?」としか言えなかったのが、「看護系って実は文系からも行けるらしいよ」みたいな話ができるようになるので。
子どもに考えさせる前に、まず親が15分だけ調べる。
これはやってよかったです。
2. 「好きな教科」と「得意な教科」を分けて聞いてみた
長男と話していて気づいたことがあります。
「何が好き?」と「何が得意?」って、答えが違うんですよね。
長男の場合、好きなのは歴史。
でも成績がいいのは、意外にも数学でした。
本人は「歴史が好きやから文系かなぁ」くらいの感覚だったのですが、模試の結果を並べてみると、数学が一番の武器なんです。
どっちを取るべき、という正解は正直わかりません。
ただ、「好き」と「得意」がズレていることに本人が気づいただけでも、大きな前進でした。
紙に書き出して眺めるだけなので、これはどのご家庭でもすぐできると思います♪
3. 「将来の職業から逆算しなさい」は、うちは言わないことにした
進路の本を読むと、よく「なりたい職業から逆算しましょう」と書いてあります。
正論だと思います。
でも、うちの長男、16歳になったばかりで、いまだに仮面ライダーのおもちゃを集めている男子ですよ?(笑)
なりたい職業なんて、まだ決まっていなくて当たり前だと思うんです。
実際、私が「将来何になりたいの」と聞いたときは、露骨に嫌な顔をされました。
答えられない質問を親から浴びると、子どもは進路の話自体を避けるようになるんですよね、、、
なので質問を変えました。
「どっちを選んだら、行ける場所が広そう?」
職業を決めさせるのではなく、選択肢が残るほうを一緒に探す。
この聞き方にしてから、長男が急に自分で調べ始めたので、質問って大事だなと思いました。
4. 大阪の長女に、“先輩”として電話してもらった
これはわが家ならではの裏ワザかもしれません。
大阪でひとり暮らしをしている大学1年の長女に、LINEでお願いしました。
「弟に文理選択のこと、話したげて」
親が言うと説教になる話も、2つ上のお姉ちゃんが言うと“先輩の体験談”になるんですよね。
あとで長男に聞いたら、長女はこう言っていたそうです。
「私は行きたい学部で決めたけど、決まってへんなら成績で決めるのもアリやで」
えらそう(笑)
でも、去年ほんとうに受験で泣いたり笑ったりした人の言葉なので、説得力が違います。
身近に先輩がいないご家庭でも、部活の先輩や、いとこのお兄ちゃんお姉ちゃんなど、“ナナメの関係”の人に話してもらうのはおすすめです。

5. 夫の「仕事の話」を、夕飯のときにしてもらった
もうひとつ、家の中でできたことがあります。
夫に、仕事の話を食卓ですることを頼みました。
夫は会社を経営しているのですが、子どもたちは、パパが毎日何をしているのか、実はよく知らないんですよね。
「今日は銀行の人とこんな話をした」
「新しい機械を入れるかどうか、数字とにらめっこしてる」
そんな話を聞くうちに、長男がポツリと言ったんです。
「社長って、文系?理系?」
夫の答えは「両方やで。
ものを決めるのに文系も理系もない」でした。
かっこつけすぎでは?と思いましたが(笑)、働く大人のリアルな話は、どんな進路資料より子どもに届く気がします。
お仕事の話、ぜひ食卓に出してみてください。
6. 最後は「自分で決めた」という形に、全力でこだわった
6つ目は、いちばん大事にしたことです。
それは、最後の決定は必ず本人の口から言わせること。
長女の受験のときに学んだのですが、親が決めた進路って、うまくいかなくなったときに「お母さんが言ったから」になるんです。
逆に、自分で決めたことは、しんどくなっても踏ん張れる。
だからわが家では、私も夫も「こっちにしなさい」だけは言わないと決めました。
情報は出す。
話は聞く。
でも、決めるのはあなた。
先日、長男が調査票の下書きに「理系」と書いているのを見つけました。
理由を聞いたら「数学、いちばん点取れるし。
歴史は趣味でええわ」ですって。
好きは趣味に、得意は武器に。
なかなかいい落としどころを見つけたな、と母はこっそり感心しました♪
決めたあとも、道は変えられるから
そんなわけで、わが家の文理選択は、なんとか着地しそうです。
親が先に調べる。
好きと得意を分けて聞く。
職業からの逆算を強要しない。
ナナメの関係の先輩に話してもらう。
働く大人の話を食卓に出す。
最後は本人に決めさせる。
どれも特別なことではないですが、「どっちにするの!」と急かしていた頃より、親子の会話はずいぶん増えました。
そして、これは長女の受験で実感したことですが、文理選択で人生のすべてが決まるわけではありません。
文転する子も、社会人になってから学び直す人も、いくらでもいます。
だから、悩んでいるお子さんには「決めたあとも道は変えられるよ」と伝えてあげてほしいなと思います。
選択を重くしすぎないことも、親にできることのひとつかもしれません。
同じように、お子さんの文理選択にモヤモヤしているお母さん。
お互い、見守る側もぼちぼちがんばりましょうね♪
受験期の親の関わり方は、受験期の親はどう関わればいい?の記事に詳しく書いています。
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