いちごです!
先日、洗濯物を置きに高1の息子の部屋のドアを開けたら、「ノックしてって言ったやん!」と、めちゃくちゃ怒られました。
別に何も見てないのに、、、
でも、よく考えたら私も中学生のころ、母が勝手に部屋に入ってくるのが本当にイヤだったんですよね。
うちは今、大学1年・高校1年・中学1年の3人きょうだい。
長女はこの春から大阪でひとり暮らしをしていて、家にいるのは高1の息子と中1の末っ子です。
この年ごろになると、部屋・スマホ・カバンの中、ぜんぶが「親には見せたくない世界」になっていきます。
親としては心配だから見たい。
でも、見たら信頼が壊れる。
このバランス、ほんとに難しいですよね。
今日は、私が上の子たちで失敗しながらたどり着いた、「のぞかない」ための6つのルールを書いてみます。

1. 部屋に入るときは、必ずノック。返事がなければ入らない
まず一番きほんの、部屋のことから。
わが家は「ノックして、返事があってから入る」を親のルールにしています。
返事がなければ、入らない。
洗濯物はドアの前に置いておいて、本人に取りに来させます。
正直、最初は「私の家なのに、なんで気をつかわないといけないの?」と思っていました(笑)
でも、長女が高校生のとき、勝手に入ったことで大ゲンカになって、1週間くらい口をきいてもらえなかったんです。
あれはこたえました、、、
部屋は、子どもにとって唯一の「自分だけの場所」なんですよね。
そこを守ってあげるだけで、子どもの態度がやわらかくなるのを実感しています。
2. スマホの中身は見ない。そのかわり「見えるところ」は最初に決める
次に、いちばん悩むスマホ。
結論から言うと、わが家はLINEのトーク画面を親が見ることはしていません。
こっそり見たくなる気持ちは、めちゃくちゃ分かります。
でも、こっそり見て、もし何か見つけたとして、、、それをどう本人に言うんでしょう?
「見たでしょ」でおしまいです。
それ以降、何も話してくれなくなります。
だから、のぞく代わりに「見えるところ」を最初に決めました。
末っ子のインスタは鍵つきで、私がフォローさせてもらっている。
夜はスマホをリビングの充電コーナーに置く。
このあたりは、以前書いたSNSのルールとスマホのルールの記事で詳しく書いています。
→ 中学生のSNS、どこまで許す?3人ママが決めた7つのルール
→ スマホばかりで勉強しない…「ゲーム・スマホ」のルール7つ
「見ない」と決めるからこそ、「ここは見せてね」のお願いが通るんだと思っています。
3. 位置情報は「安全のため」だけ。見るのは連絡がつかないときだけ
これは、わが家ならではの線引きかもしれません。
末っ子には、小学生のころに私のお下がりのiPhoneを持たせたのですが、そのときの目的は連絡と位置情報でした。
中学生になった今も、位置情報の共有は続けてもらっています。
ただし、私が見るのは「連絡がつかないとき」だけ、と本人に約束しています。
吹奏楽部の練習が長引いて帰りが遅いとき、LINEしても既読がつかないとき。
そういうときに1回だけ見て、学校にいるのが分かれば、ホッとして閉じる。
「今日どこ行ってたの?」の答え合わせには使いません。
ちなみに高1の息子は「男やし、もういらんやろ」と言って共有を切りました(笑)
自転車で帰ってくる時間はだいたい分かるので、まあいいかと。
位置情報って、便利なぶん、使い方をまちがえると「監視」になっちゃうんですよね。
4. カバン・引き出し・ノートは開けない。プリントは本人が出す
部屋に入らなくても、つい手が伸びるのがカバンの中。
「プリント出しなさいよ〜」と言いながら、カバンをガサガサ、、、以前の私です(笑)
でもそれ、子どもからしたら「勝手に見られた」と同じなんですよね。
今は、カバンも引き出しもノートも、本人の許可なく開けません。
学校からのプリントは、帰ってきたら本人がリビングのトレーに出す。
出さなかったら、それは本人の責任。
このあたりは、提出物の記事でも書いたのですが、親が管理するのをやめたら、かえってうまく回るようになりました。
→ 中高生が提出物を出さない…“親が管理するのをやめて”うまくいった6つのこと
あと、これは意外と大事なんですが、机の上に開いたままのノートも、読まないようにしています。
見えちゃうものは仕方ないけど、わざわざ読みにいかない。
自分がされたらイヤなことは、しない。
それだけです。

5. 大阪の長女には「今どこ?」「誰と?」を送らない
これは、ひとり暮らしを始めた長女で学んだことです。
最初のころ、私は毎日のようにLINEを送っていました。
「今日は何してるの?」「誰と?」「ちゃんと食べてる?」。
既読がつかないと、そわそわ。
返事が短いと、イライラ。
そしたらある日、「お母さん、それ全部答えなあかんの?」と言われまして、、、
ハッとしました。
大学生の娘に、私は行動を報告させようとしていたんです。
それからは、こちらから送るのは「生きてる?」のスタンプ1個だけ(笑)
向こうから「大学の友達とごはん行った」と写真が来たら、「いいね〜」と返すだけ。
聞かなくなったら、不思議と向こうから話してくれることが増えました。
子離れの記事でも書きましたが、離れて暮らす子のプライバシーは、「聞かない」ことで守るしかないんですよね。
→ 子離れがさみしい…大学生の娘が一人暮らしを始めた私が、心を軽くした6つのこと
6. 「のぞかない」代わりに、「困ったら見せてね」の窓は開けておく
最後に、いちばん大事なこと。
プライバシーを守るというのは、「放っておく」とはちがいます。
わが家では、「これだけは、親が踏み込むよ」という線も、はっきり伝えています。
命や体に関わること、お金が絡むこと、知らない人とのやりとり、そして本人が「助けて」と言ったとき。
このときは、部屋にも入るし、スマホも一緒に見る。
逆に言うと、それ以外はのぞかない、と宣言しているわけです。
そして、「困ったことがあったら、いつでも見せてね。
怒らないから」を、ことあるごとに言い続けています。
実際、末っ子がグループLINEの流れを「これ、どう思う?」と見せに来たことがありました。
普段のぞいていないからこそ、自分から見せに来てくれたんだと思います。

のぞかないのは、無関心だからじゃない。
「あなたを信じてるよ」を、態度で伝えているつもりです。
ちなみに、社長をしている夫にこの話をしたら、「会社で社員の引き出しを勝手に開けたら、一発でアウトやろ」と言っていました。
たしかに(笑)
外では当たり前にできている「人の領域に踏み込まない」が、わが子となると、なぜかできなくなるんですよね。
親だから、心配だから、と言いながら、実は自分の安心のために見ていたのかもしれません。
あの日「ノックしてって言ったやん!」と怒った息子は、その日の夜、自分から部屋のドアを開けて、仮面ライダーの新しいフィギュアを見せに来ました。
こっちから入らなければ、向こうから開けてくれる。
思春期の子どもとの距離って、そういうものなのかもしれませんね。
同じように、「見たいけど見ちゃダメ?」と迷っているママの参考になったらうれしいです。
お互い、ぼちぼちいきましょうね♪

