いちごです!
二学期が始まって、そろそろ1週間。
先日、高1の長男のカバンを廊下でひっくり返したら、出てきました。
四つ折りにされて、角が丸くなったプリントが(笑)
広げてみたら「進路希望調査」。
提出期限、5日前でした、、、
しかも本人はケロッとして「あー、それ出してないわ」。
あー、それ、じゃないのよ!
わが家は大学1年・高校1年・中学1年の3人きょうだいで、いま家にいるのは高1の長男と中1の次女です。
長女は大阪の大学に進学してひとり暮らしなので、日々のプリント戦争からは卒業しました。
でも残った2人が、まあ出さない。
中1の次女は吹奏楽部で毎日ヘトヘト、高1の長男はバレー部で自転車をこいで帰ってきては即・寝落ち。
そのあいだ、プリントはカバンの底で静かに熟成されていくわけです(笑)
で、何年もカバンを漁り続けた私が、今年ついに気づいたことがあります。
「私が管理しているうちは、この子たちは一生出さない」ということ。
今日は、そこからやめたこと・変えたことを6つ書いてみます。

1. 私がカバンを漁るのを、やめた
まず最初にやめたのが、これでした。
私、毎晩のように子どものカバンを開けてたんです。
プリントが入っていないか、確認するために。
でもよく考えたら、これって「お母さんが見つけてくれるから、自分は見なくていい」を毎日教えてるのと同じなんですよね。
実際、長男に「なんで出さないの?」と聞いたら、「だってお母さんが見つけるやん」ですって。
しかも中高生にもなると、勝手にカバンを触られること自体がすごく嫌みたいで。
次女には「かってに見んといて!」と本気で怒られました、、、
ここでもう、限界だったんです。
嫌がられながら毎晩探して、見つけて、催促して、感謝もされない。
これ、誰も得してないな、と(笑)
だからカバンを開けるのをやめました。
正直、最初の2週間はソワソワして仕方なかったです。
2. かわりに「出す場所」だけ、家に1か所つくった
ただ、やめるだけだと本当に何も出てきません(笑)
なので、探すのをやめる代わりに「置く場所」を用意しました。
ダイニングの棚に、A4が入る浅いカゴをひとつ。
「学校からの紙は、ぜんぶここ」。
それだけのルールです。
私が中身を確認する時間も、夜ごはんのあとの1回だけと決めました。
ポイントは、カゴを子ども部屋じゃなくて、リビングに置いたこと。
部屋に持ち帰った紙は、まず出てきませんから(笑)
わが家は子ども部屋の片づけでもさんざん苦労したんですが、そのときも結局「置き場所を1か所に決める」がいちばん効きました。
そのあたりの話は子ども部屋が片づかない…の記事にも書いています。
紙の管理も、部屋の片づけも、根っこは同じなんだなと思います。
3. 「出した?」と聞くのをやめて、締切だけをホワイトボードに書いた
次にやめたのが、あの言葉です。
「あれ出した?」
一日に3回は言っていました(笑)
でもこれ、聞かれる側からすると、ただの尋問なんですよね。
案の定、返事は毎回「出した」か「あとで」の二択で、どっちも当てになりません。
そこで、冷蔵庫の横に小さいホワイトボードを買ってきて、締切だけを書くことにしました。
「9/8 進路希望調査(長男)」みたいに、日付と名前だけ。
私は聞かない、書くだけ。
そうすると不思議なもので、通りすがりに本人がチラッと見るんです。
そして出したら、自分で線を引いて消す。
この「消す」がけっこう気持ちいいらしくて、次女はわざわざ二重線を引いています(笑)
口で言われると反発するのに、文字で書いてあると素直に見る。
思春期って、本当に不思議です。

4. 忘れ物を学校まで届けるのを、やめた
これは、いちばん心が痛かったやつです。
前は、電話がかかってきたら車で届けに行っていました。
体操服も、教科書も、部活のシューズも。
でもある日、夫にぽろっと言われたんです。
うちの夫は社長なんですが、「会社で、忘れ物を親が届けにくる新人がおったらどう思う?」って。
うっ、と思いました(笑)
それ以来、「命と体調に関わるもの以外は届けない」と決めました。
お弁当と、暑い日の水筒だけは例外。
そこは中高生の体のほうが大事なので、割り切っています。
それ以外は、本人が困る。
長男は数学のノートを忘れて、その日は友達に見せてもらったそうです。
帰ってきて「まじで焦った」と言っていました。
その「焦った」を、私が全部先回りして消してしまっていたんだなと思います。
ちなみに、朝の支度そのものを本人に返した話は子どもが朝、自分で起きないの記事にも書きました。
5. 中身に口を出すのをやめて、「出したかどうか」だけ見るようにした
これ、地味だけどすごく大事でした。
以前の私は、提出物の中身にまで口を出していたんです。
「この字、読めへんよ」「ここ空欄やん」「もっとちゃんと書き」。
親としては良かれと思って言ってるんですが、子どもからしたら、出すたびにダメ出しされるわけで。
そりゃ見せたくなくなりますよね、、、
実際、次女は一時期、プリントを完全に隠すようになりました。
怒られるくらいなら、無かったことにしたい。
あの気持ち、私にも覚えがあります(笑)
なので今は、「出したかどうか」だけ。
中身は本人と先生のあいだの話、と割り切りました。
字が汚かろうが、空欄があろうが、締切に出したならそれで合格。
そう決めてから、次女が自分から「これ出すやつ」とカゴに入れるようになりました。
ダメ出しをやめたら、情報が入ってくるようになったんです。
6. 出せた日に、ちゃんと気づいて口に出すようにした
最後は、やめたことじゃなくて、始めたことです。
できていない日はあれだけ騒ぐのに、できている日は何も言っていなかったな、と気づいて。
だから今は、ホワイトボードの文字が消えていたら、それだけで一言かけるようにしています。
「お、出したんや。
えらいやん」
長男の返事は「まあな」だけですけどね(笑)
でも、まんざらでもない顔をしています。
先週なんて、部活から帰ってきてすぐカゴにプリントを入れて、「今日はもう出したから」と自分から報告してきました。
仮面ライダーの話をするときと同じくらいの、ちょっと得意げな顔で(笑)
怒られないために出すんじゃなくて、自分で管理できているのが気持ちいいから出す。
そこに近づけたら、もう親の出番はほとんど無いんだと思います。
それでも出さない日は、ある(笑)
こんな偉そうに書いていますが、今も出し忘れはあります。
冒頭の進路希望調査、しっかり遅れましたし(笑)
そのときは担任の先生に電話して、本人から謝ってもらいました。
私が謝るんじゃなくて、本人が。
あれが、いちばん効いたみたいです。
大阪でひとり暮らしをしている長女に、この話をLINEでしたら返事が来ました。
「私も高校のときプリント出さんかったけど、今は自分で奨学金の書類ちゃんと出してるで」。
、、、なんか、泣きそうになりました。
あんなに毎日カバンを漁っていた子が、今は誰にも言われずに書類を出している。
つまり、いつか出せるようになるんですよね。
親が管理をやめた分だけ、その日が早く来るのかもしれません。
提出物でイライラしている今日が、ずっと続くわけじゃない。
そう思えるだけで、ずいぶん気がラクになりました♪
家のことを自分でやってもらう工夫は、思春期の子が家事を手伝わない…の記事にもまとめています。
同じようにカバンの底と戦っているママの、ちょっとした息抜きになれば嬉しいです。

