いちごです!
先週の夜ごはんのあと。
ダイニングの棚にある「学校プリント用のカゴ」をのぞいたら、紙が1枚入っていました。
前は提出物をまったく出さなかった中1の次女が、自分で入れておいてくれたプリントです。
成長したなぁ、、、と思って見出しを読んだら、「来年度PTA役員選出についてのアンケート」。
その文字を見た瞬間、胃のあたりがきゅっとなりました(笑)
「引き受けられる」「条件によっては引き受けられる」「引き受けられない(理由をお書きください)」。
この3択、これまで何回書いてきたことか。
うちは3人とも同じ小学校だったので、上の子の入学から末っ子の卒業まで、小学校だけで12年。
そこに幼稚園、中学、高校も重なって、私の「保護者歴」はかれこれ15年になります。
そのあいだに、委員は4回、本部役員も1回やりました。
正直に言うと、どれも最初は「やりたくない」からのスタートです。
名古屋市が2025年に、幼稚園から高校までの保護者およそ2,900人から回答を集めたアンケートを見つけたんですが、PTA役員を引き受けた理由は「子どものため」が39.6%でいちばん多く、そのすぐあとに「仕方なく」が32.5%で続いていました。
3人に1人は「仕方なく」なんですよね。
わかる、、、(笑)
そんな私が、失敗もしながら12年かけて決めた6つのことを書いてみます。
同じアンケートを前にペンが止まっているママの、ちょっとした参考になったらうれしいです。

1. アンケートは白紙で出さない。「できること」から書く
長女が小学校に入ったばかりのころの私は、とにかく逃げたい一心でした。
「引き受けられない」に○をつけて、理由の欄は空白のまま提出。
そうやって逃げ続けて迎えた、長女が小4の年の役員決めの日。
最後まで決まらなかった本部役員が、くじ引きになりまして、、、
引いたのは、私でした(笑)
長女が小4、長男が小1、次女はまだ幼稚園の年少さん。
末っ子を幼稚園に送ってから学校へ向かう日が、週に何回もありました。
あとで、役員の推薦委員をしていたママに言われたんです。
「白紙の人には、こっちも何を頼んでいいかわからへんねん」
たしかに、、、
それからは、「できないこと」より先に「できること」を書くようにしています。
たとえば、「夜のLINE連絡や、パソコンでの資料づくり、土曜の作業ならできます。
平日の会議は月1回くらいまでなら」。
できることが書いてあると、無理な役をふられにくくなるし、選ぶ側の人も助かります。
どうしても引き受けられない年は、「引き受けられない」に○をして、理由は1行だけ。
部活の保護者当番の記事でも書きましたが、理由は盛らなくていいんです。
2. やるなら「選べるうちに」自分から手を挙げる
さっきの名古屋市のアンケートでは、役員の決まり方は「立候補」が37.9%でいちばん多く、「くじ引き」が23.3%、「個別の依頼」が23.0%でした。
立候補と聞くと、すごくやる気のある人みたいですよね。
でも私の場合は、ちょっと事情がちがいます。
本部役員を引いた次の年からは、「くじで当たる前に、自分で選ぶ」作戦に切りかえました(笑)
写真や文章が好きなので、手を挙げるのは広報委員。
自分の得意なことなら、同じ1年でも、しんどさがぜんぜんちがいました。
中学は、やるなら中1か中2のうちに、と決めています。
3年生になると受験があって、親も気持ちに余裕がなくなるからです。
長男のときも、中1の年に学年委員を引き受けました。
今回のアンケートは「来年度」、つまり次女が中2になる年の分。
今回は、ここで手を挙げるつもりです。
3. 電話で頼まれても、その場でOKしない
アンケートのあと、推薦委員さんから電話でお願いされることもあります。
名古屋市のアンケートの「個別の依頼」23.0%は、まさにこのパターンですよね。
感じのいい声で「いちごさんなら、と思って、、、」なんて言われると、つい「はい」と言いそうになります。
でも、そこでぐっとこらえる。
「家族と相談して、明日お返事しますね」
これは、社長をしている夫の口ぐせをまねしたものです。
「頼まれごとは、その場で返事したらあかん。
一晩寝かせて、ほんまにできるか考えてから返事せえ」
「そのかわり、断るんやったら早よ言え。
引っぱるほど相手が困るねん」
たしかに、断りの返事が1週間後になったら、推薦委員さんは次の人に頼む時間がなくなってしまいます。
一晩考えて、できるなら「広報ならできます」のように条件つきでOK。
できないなら、次の日のうちに「今回は難しいです、すみません」。
これだけで、あとから「なんで引き受けちゃったんだろう、、、」と後悔することが、ぐっと減りました。
4. 引き受けたら「去年と同じ」を全部はやらない

広報委員をやった年の話です。
PTAだよりの写真を、印刷した紙に切って貼って、手書きの見出しをつけて、、、
締め切りの前の夜は、夜中の2時までダイニングで作業していました。
今こうしてブログを書いている私ですが、当時はPTAだより1枚に徹夜です(笑)
そこで次の年は、ひとつだけ変えてみました。
写真は、行事に来ていた保護者の方からスマホで送ってもらって、パソコンでレイアウトする。
これだけで、作業時間は半分くらいになりました。
ポイントは、「変えるのは1年にひとつだけ」にしたこと。
いっぺんに全部変えようとすると、去年がんばってくれた人を否定するみたいになっちゃうんですよね。
PTAは、完璧にやりきるより、来年の人に「これならできそう」と思ってもらえるほうが大事。
そう思えるようになってから、だいぶ気がラクになりました。
5. 思春期の子とは「学校で話しかけない」約束をする
小学生のころは、お母さんが学校にいるだけで、うれしそうに手を振ってくれたのに。
中学生になると、そうはいきません。
長男が中1で私が学年委員をやったとき、最初に言われたのが「学校で話しかけんといてや」でした。
そして今回、アンケートを見た次女のひと言。
「お母さん、来年なんかやるん?……廊下で手ぇ振るのとか、絶対やめてな」
きょうだいそろって、同じセリフです(笑)
なので、引き受ける前に子どもと約束します。
学校では話しかけない、手も振らない、友達の前で名前を呼ばない。
文化祭・体育祭の記事で書いた「行っても、見つけに行かない」の、PTA版ですね。
ちなみに、大阪でひとり暮らし中の長女にもLINEでこの話をしたら、いつもどおり翌日の昼に返事が来ました。
「私が小4のとき、お母さん本部やってたやんな。
毎週学校におるの、ちょっと恥ずかしかったけど、ほんまはちょっと自慢やった」
、、、そんなこと、今さら言う?(涙)
恥ずかしがるのも成長のしるし。
学校では他人のふりをして、そっと見守ることにします。
6. 入る・入らない、やる・やらないで人を判断しない
PTAって、つい「みんなやるもの」と思いがちですよね。
でも、2023年に政府が国会に出した答弁書では、PTAは保護者と先生でつくる「任意の団体」で、入るのもやめるのも保護者の自由、とされています。
入るかどうかを、入学のときにきちんと確認してくれる学校もあるそうです。
うちは入っていて、できる範囲でやる派。
子どもが毎日お世話になっている学校なので、ちょっとでも関われたらいいな、と思っています。
でも、だからといって、入らない人や引き受けない人を責める気持ちはまったくありません。
仕事、介護、下の子のこと、自分の体調。
家庭の事情は、外からは見えないものだから。
それに、名古屋市のアンケートでも、引き受けた人の3人に1人は「仕方なく」でした。
やる人もやらない人も、それぞれの事情を抱えてがんばっているんですよね。
ママ友の距離感の記事でも書いたように、ほどよい距離で、お互いさまでいられたらいいなと思います。
PTAは「できる人が、できるときに、できることを」でいい

結局、次女のアンケートは「条件によっては引き受けられる」に○をつけました。
できることの欄には、「夜のLINE連絡、パソコンでの資料づくり、土曜の作業。
広報の経験あります」。
そういえば本部役員の年、夏祭りの焼きそば係が足りなくて、土曜日に夫に入ってもらったことがあります。
鉄板の前で、いちばん大きな声で「いらっしゃい!」と言っていたのが社長でした(笑)
その話を食卓でしたら、夫が「ほな、中学のPTA会長やったろか」と言い出しまして。
次女は即答で「絶対無理!学校行かれへんようになる!」
思春期の娘の「お父さん、無理」は、PTAにまで及ぶようです(笑)
社長の出番は、土曜の焼きそばで十分です♪
末っ子が中学を卒業するまで、あと2年半。
小学校から数えると、わが家の小・中学校のPTA生活も、いよいよ終盤戦です。
「やりたくない」から始まっても、終わってみたら、顔見知りになった先生やママ友、学校での子どもの顔を見られた思い出が、ちゃんと残っています。
できる人が、できるときに、できることを。
それくらいの気持ちで、来年度の1年も乗り切ろうと思います♪
同じアンケートを前に悩んでいるママ、まずは「できること」を1行、書いてみてくださいね。
