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子どもが本を読まない…中1娘の朝読の本は4月から同じ1冊。中高生3人ママが“読みなさい”をやめて決めた6つのこと

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いちごです!

「それ、まだ読んでるん?」

中1の次女のカバンから出てきた文庫本を見て、思わず聞いてしまいました。

4月に「朝読用」と言って、本屋さんで買ってきた1冊です。

次女の中学校では、毎朝10分間、「朝読(朝の読書)」の時間があります。

なのに、しおりの位置は夏休み前からほとんど動いていません(笑)

「毎回ちょっと前から読み直すから、全然進まへんねん」と次女。

その夜、大阪でひとり暮らし中の長女からLINEが来ました。

「大学のレポートで本を3冊も読まなあかんねん!高校のとき、もっと読んどけばよかったわ〜」

いっぽうリビングのソファでは、高1の長男が黙々と文庫本を読んでいます。

同じ家で育てたのに、本が好きなのは3人のうち長男だけ。

気になって調べてみたら、本を読まないのは、うちの子たちだけではないみたいです。

全国学校図書館協議会と毎日新聞が毎年行っている「学校読書調査」によると、5月の1か月間に本を1冊も読まなかった子は、中学生で23.4%、高校生ではなんと48.3%(2024年の調査)。

高校生は、ほぼ2人に1人です。

さらに文化庁の調査(2023年度)では、16歳以上の6割以上が「1か月に1冊も本を読まない」と答えているそうです。

……大人も読んでないやん(笑)

正直に言うと、私もその6割のひとりでした。

もうすぐ、10月27日からは「読書週間」。

3人を育ててきて気づいたことや、今まさに次女と試していることを、6つ書いてみますね。

朝読用の文庫本を娘と穏やかに眺める母親

1. 「本を読みなさい」は、もう言わない

長女が中学生のころ、私の口ぐせは「本くらい読みなさい」でした。

夏休みには読書感想文に口を出しすぎて、大げんかになったこともあります(その話は夏休みの宿題の記事に書いています)。

今思えば、長女にとって本は「読まされるもの」になっていたんですよね。

だから、あのLINEの「もっと読んどけばよかった」には、ちょっと胸がチクッとしました。

でも、誰かに言われたからじゃなく、自分で「読んどけばよかった」と思えた。

それはそれで、大事な一歩なのかもしれません。

次女には、「読みなさい」を封印しています。

「今読もうと思ってたのに!」のケンカは、長女のときに一生分やりましたから(笑)

2. マンガでも図鑑でも、「好き」から入っていい

じゃあ、なんで長男だけ本好きになったのか。

もとをたどると、仮面ライダーなんです(笑)

幼稚園のころはライダーの図鑑をボロボロになるまで読んでいて、カタカナはほぼライダーの名前で覚えました。

中学生になると、探偵が主人公の『仮面ライダーW』の続きを描いたマンガ『風都探偵』にどハマり。

そこから「ほかの探偵ものも読みたい」と言い出して、推理小説に手を伸ばすようになりました。

今では、高校の休み時間もだいたい本を読んでいるらしいです。

今年の読書週間の標語は「静かだけど、冒険中。」だそうですが、まさに長男のこと(笑)

あのころ「マンガばっかり読んで」「いつまでライダーなん」と取り上げていたら、今の長男はいなかったと思います。

「マンガは読書に入らない」という声もありますが、わが家では立派な読書としてカウントしています(笑)

次女がメイクの本を眺めているのも、もちろん読書です♪

3. まずは親が、スマホを置いて本を開く

食卓で読書する母親に興味を示す娘

子どもに「スマホばっかり」と言いながら、私も晩ごはんのあとはソファでずっとスマホ。

これでは、説得力ゼロですよね。

そこで、晩ごはんの片づけが終わったら、食卓で本を開くことにしました。

読んでいるのは、何年も積んだままだったエッセイです。

最初の日、通りかかった次女に「お母さんが本読んでるの、初めて見た」と言われました(笑)

失礼な!と思いつつ、たしかにそうかも、、、

夫はというと、寝る前に経営の本を開くのが習慣です。

ただ、だいたい3ページで寝息が聞こえてきます(笑)

それでも、親が本を手に取っている姿って、子どもは案外ちゃんと見ているんですよね。

「読みなさい」と100回言うより、親が1回読んでいるほうが、ずっと伝わる気がします。

4. 本代はケチらない(マンガはお小遣いで)

わが家のお小遣いルールでは、参考書は親が出すことにしています。

この秋からは、「読みたい本」も参考書と同じ扱いにしました。

ただし、マンガは推しのグッズと同じで、お小遣いから。

すると長男が、さっそく交渉してきました。

「ライダーの小説は文字の本やから、親の担当やんな?」

……たしかに、文字の本ではある(笑)

社長の夫は「交渉うまなったなぁ」と、なぜかうれしそうでした。

結局、払いました(笑)

本屋さんには、買い物の「ついで」に寄るようにしています。

「本屋さん行くで」と言うと身構えるのに、「帰りにちょっと寄るわ」なら、次女もついてくるんです。

ぶらぶらして、気になる1冊があれば買う。

なければ、何も買わずに帰る。

それくらいの軽さが、ちょうどいいみたいです。

5. 「どうだった?」「感想は?」は聞かない

本を読み終わった子に、つい聞きたくなる「どうだった?」。

でもこれ、子どもにとっては、ちょっとした読書感想文なんですよね(笑)

本好きの長男ですら、夏休みの読書感想文は最後まで残していました。

読むのが好きなことと、感想を言葉にするのが得意なことは、別ものなんだと思います。

なので今は、聞くかわりに、自分が読んでいる本の話をひとりごとみたいにしています。

「この本書いた人、お母さんと同い年やねん」とか、そのくらい。

そうしたらある晩、長男のほうから「今読んでるやつ、トリックがすごいねん」と話しはじめて、そのまま30分(笑)

「お母さんもあとで読むから、ネタバレせんといてな」と言ったのに、犯人まで全部しゃべっていきました、、、

でも、聞かれてしゃべるより、しゃべりたくてしゃべる本の話のほうが、ずっと楽しそうでした。

6. 読まない時期があっても、焦らない

夜の自室で借りた小説を読む中学生の娘

部活でくたくたの日、テスト前、友だちのことで頭がいっぱいの時期。

本どころじゃないときは、誰にでもあります。

長男も、バレー部の練習がきつい時期は、本を開いたまま寝ています。

このへんは、完全に父親ゆずりです(笑)

長女だって、大学のレポートがきっかけとはいえ、今は自分で本を探して読んでいます。

「読みたい」と思ったときが、その子の読みどきなんだと思います。

そして、肝心の次女。

最近、吹奏楽部の先輩に『響け!ユーフォニアム』という小説を借りてきました。

高校の吹奏楽部を舞台にしたお話です。

わが家のスマホルールで夜10時にスマホをリビングで充電したあと、自分の部屋で少しずつ読んでいるみたいです。

親が何十回「読みなさい」と言うより、あこがれの先輩のひと言(笑)

ちなみに、朝読の本のしおりは、いまだに夏休み前の位置のままです(笑)

読書の秋は、親子でゆるっといきましょ

次女は、先輩に本を返す前に「お姉ちゃんにも読んでほしい」と言い出しました。

そこで同じ本を1冊買って、次に大阪へ送る荷物に入れることにしました。

本が、離れて暮らす姉妹をつないでくれたら、ちょっとうれしいですよね。

子どもが本を読まないと、親はつい焦ってしまいます。

でも、本は「読ませる」ものじゃなくて、「読みたくなる」ものなんだと、3人を育てて思います。

読書の秋。

子どもが本を読まないと悩んでいるママさん、まずは「読みなさい」をぐっと飲みこんで、自分の1冊を開いてみませんか。

わが家の本好き計画は、まだ始まったばかりです♪

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