いちごです!
先週、久しぶりに夫とやり合いました。
きっかけは、高1の長男。
定期テストの1週間前なのに、部活から自転車で帰ってきてごはんを食べたあと、ずーっとスマホ。
私が「ちょっとは声かけてよ」と夫に言ったら、返ってきたのが「放っとけ、自分で気づくやろ」。
出た、、、(笑)
うちの夫は社長で、会社では「任せて育てる」が口ぐせ。
家でもそのまんまで、子どものことは基本「本人に任せろ」派です。
一方の私は、生まれつきの心配性。
転ぶ前に石をどけたくなるタイプです。
結婚して20年近く、この違いで何度ぶつかったか分かりません。
でも上の2人を育てるうちに、「方針が違ってもケンカにならない決めごと」が少しずつできてきました。
今日はその6つを書いてみます。

1. 「どっちが正しいか」を決めるのをやめた
これがいちばん大きかったです。
長女が高校生のころまで、私は毎回「私が正しい、あなたは無責任」で押し切ろうとしていました。
夫も夫で「お前は心配しすぎ、子どもが伸びん」と譲らない。
どっちも自分が正しいと思っているから、そりゃ終わらないんですよね、、、
転機は、長女の大学受験でした。
私は安全圏の大学を勧めたくて、夫は「本人が行きたいところを受けさせろ」。
結局、長女が自分で決めた大阪の私立大学に進んで、今とても楽しそうにしています。
あのとき、私の「正しさ」で押し切っていたら、と思うとちょっと怖い。
それ以来、夫婦の方針の違いは「正しい・間違い」じゃなくて「役割の違い」だと思うことにしました。
夫は先を見て任せる係、私は今日を見て気づく係。
両方いるから、ちょうどいい。
受験のときの話は、受験期の親はどう関わればいい?の記事にも書いています。
2. 子どもの前では絶対に言い合わない
これは長男に教えられました(笑)
長男は、親の意見が割れている瞬間を見つけるのが本当にうまい。
私が「ダメ」と言った直後に、夫のところへ行って「パパはいいって言った」。
あれ、何回やられたか分かりません。
子どもって、親の意見が違うと「どっちに言えば通るか」を学習するんですよね。
だから今は、その場で意見が割れたら「あとでパパと話してから返事する」と保留にしています。
子どもの前で見せるのは「決まった結論」だけ。
言い合いは、子どもが寝てからリビングで。
これだけで、長男の「パパはいいって言った」作戦はほぼ使えなくなりました♪
3. 「これだけは譲れない」を、夫婦で3つだけ決めた
方針をぜんぶそろえるのは、うちには無理でした。
だから逆に、「ここだけは2人とも同じ答えを言う」というラインを3つだけ決めました。
命や健康にかかわること。
人を傷つけること。
嘘をつくこと。
この3つは、夫も私も同じ顔で「ダメ」と言います。
それ以外は、正直「どっちでもいい枠」。
スマホの時間も、勉強のやり方も、部屋の片づけも、その日担当した親の判断でOK。
「譲れないこと」が少ないほど、残りは気楽に譲れるようになりました。
中1の次女には「うちのルールは3つだけ」と言ってあるので、本人もすごく分かりやすいみたいです。
4. 「答え」じゃなくて「不安」から話す
私の言い方が、ずっと間違っていました。
以前の私は、夫に「長男に注意してよ」「ちゃんと見てよ」と、いきなり「やってほしいこと」を投げていました。
夫からすると、それは「指示」に聞こえるんですよね。
社長なので、指示されるのが世界でいちばん嫌いな人です(笑)
ある日ふと、言い方を変えてみました。
「私は、長男がテスト前なのに全然焦ってないのが心配なんやけど、どう思う?」
そうしたら夫、急に真面目な顔になって「あいつ、実は前日に一気にやるタイプやで。
俺と一緒や」と。
それで終わりかい、と思いましたけど(笑)、でも「何を心配しているか」を先に話すと、夫はちゃんと考えてくれるんです。
会社で部下の相談に乗るときと、同じ回路が動くのかもしれません。
夫への頼み方については、夫が子育てに協力してくれない…の記事に詳しく書きました。

5. 得意なほうが「担当」になる
方針が違うなら、担当を分けてしまえばいい。
これに気づいてから、だいぶラクになりました。
わが家の分担はこうです。
進路や勉強の相談は、夫。
友達関係、体調、生活まわりは、私。
長男の高1の文理選択は、夫が2人でドライブに行ったときに話をつけてきました。
私が一緒だと、つい口を出しすぎるので。
逆に、次女の吹奏楽部の話や、ちょっとした友達のモヤモヤは、夫には荷が重いようで、私の担当です。
担当が決まっていると、「なんで何もしてくれないの」という不満が減ります。
その代わり、担当の相手が決めたことには、私も口を出さない。
これがけっこう修行です(笑)
文理選択のときの話は、高1の文理選択、親はどこまで口を出す?の記事にまとめています。
6. 「あなたの言うとおりだった」を、ちゃんと口に出す
最後がこれです。
夫の「任せろ」が結果的に正解だったとき、以前の私はなんとなく黙っていました。
認めるのが、ちょっと悔しくて(笑)
でも、長女のひとり暮らしのときに変わりました。
私は「まだ早い、通えるところにしたら」と反対していたのに、夫は「やらせてみろ、失敗しても戻ってこれる」。
結果、長女は自分でごはんを作って、洗濯して、たまに私にLINEでレシピを聞いてくるくらい、ちゃんと暮らしています。
このあいだ、思い切って夫に「あのとき、あなたの言うとおりだったね」と言いました。
夫、めちゃくちゃうれしそうでした。
そして次の週、次女のことで私が心配していたら「まぁ、お前がそう言うなら見とくわ」と、珍しく私の意見を通してくれたんです。
認めると、相手も認めてくれる。
当たり前のことなのに、20年近くかかりました、、、
そんなわけで、夫と教育方針が合わないわが家が決めているのは「正しさを決めない・子どもの前で言い合わない・譲れないのは3つだけ・不安から話す・担当を分ける・正しかったときは口に出す」の6つでした。
今も、夫と私の方針は違います。
たぶん、この先も合わないと思います(笑)
でも最近は、それでいいのかなと思うようになりました。
親の考えが2つあるということは、子どもにとって逃げ場が2つあるということ。
私に言えないことをパパに言えて、パパに言えないことを私に言える。
大阪の長女に「パパとママ、いまだに方針バラバラやで」とLINEしたら、「知ってる。
だから助かってた」と返ってきました。
それを聞けただけで、20年近くのケンカも、まぁ無駄じゃなかったのかな。
夫婦で考えが違って悩んでいるママさん、そろえようとしなくても、なんとかなりますよ。

