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中学生・高校生のChatGPT、何歳から?宿題はどこまでOK?中1娘の「AIに頼んだら5秒で書けたで」に、3人ママが決めた6つのこと

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いちごです!

文化の日の夜、食卓で国語の宿題をにらんでいた中1の次女が、急に顔を上げました。

「できた!AIに頼んだら、5秒で書けたで!」

、、、え?

宿題は、読書週間に合わせて、朝読で読んでいる本の紹介文を200字で書くというもの。

そう、4月から同じ1冊を読んでいる、あの朝読の本です(笑)

しおりの位置は、夏休み前からほとんど動いていません。

30分フリーズしたあと、友だちに教えてもらったChatGPTに、本の題名を入れて頼んだそうです。

画面を見せてもらって、のけぞりました。

「本作は、主人公の葛藤を通して、人間の普遍的なテーマを描いた珠玉の一冊です」

、、、中1の文章じゃない(笑)

「この『珠玉』って、なんて読むの?」

次女は画面をじっと見て、「、、、たまだま?」

正解は「しゅぎょく」です。

提出したら、一発でバレます(笑)

ソファで文庫本を読んでいた高1の長男も、画面を見に来ました。

じつはこの本、買った次女より先に、本好きの長男が読み終えているんです。

「これ、そんな話ちゃうで!主人公、最後に留学なんかせえへんし」

AIの紹介文には、本に出てこない話が堂々と書いてあったんですね。

そこへ帰ってきた夫が、ひとこと。

「ええやん、AI!俺も毎日つこてるで、メールの下書きも、会議のまとめも」

SNSはてんで苦手なくせに、AIは使っているらしいです(笑)

次女は夫のほうを見ないまま、「ほら、大人は使ってるやん」。

「ダメ!」と言いかけて、私は止まりました。

何がダメなのか、ちゃんと説明できなかったんです。

なにしろ私、AIを一度も使ったことがなかったので、、、

調べてみると、こども家庭庁の調査(2025年11〜12月・10〜17歳の3,060人が回答)では、インターネットを使っている中学生の30.8%、高校生の46.2%が、生成AIを使っているそうです。

NTTドコモのモバイル社会研究所の調査でも、中学生の利用は1年で約3倍に増えて、使っている中学生の半数以上が「宿題や課題」に使っているとのこと。

Googleで調べものをしても、検索結果のいちばん上に「AIによる概要」が出てくることがありますよね。

私も知らないうちに、毎日AIの答えを読んでいました。

これはもう、「全部禁止」では済まないなと思いました。

大阪で一人暮らしの長女にもLINEで聞いてみたら、いつもどおり、翌日のお昼に返事が来ました。

「授業によって、AIを使ってええのも、あかんのもあるで」

「使ったら、どこに使ったか書く授業もあるし」

「禁止するより、使い方を教えたほうがええと思う」

いつのまに、そんなことを言うようになったのか(笑)

そこで、スマホのルールのときと同じように、家族で話し合って決めることにしました。

ChatGPTは何歳から使える?宿題はどこまでOK?

中学生・高校生がいるわが家の、6つの決めごとを書いてみます。

宿題とAIの使い方について話し合う母と中学生の娘のイラスト

1. 「何歳から?」は、利用規約を親子で読んで決める

話し合う前に、まず私が使ってみました。

「冷蔵庫に大根と豚肉と卵があるので、高校生の息子が『足りん』と言わない夕飯を考えて」

5秒で、3品出てきました。

、、、便利やん(笑)

ちなみに、その夕飯を食べた長男の感想は「足りん」でした。

次に、ChatGPTの利用規約(2026年1月1日発効)を、次女と一緒に読みました。

使えるのは13歳以上で、18歳未満は親権者などの許可が必要、とあります。

GoogleのGeminiも、個人のアカウントは13歳以上です(13歳未満の扱いは公式ヘルプで確認を)。

同じ中1でも、誕生日がまだの子は12歳なので、ここは要注意です。

サービスごとに決まりがちがうので、使うものの規約を親子で読むのがおすすめです。

次女はもう13歳なので、年齢はクリア。

でも、私の許可はまだ出していません。

「お母さんの許可がいるって、書いてあるよ」

「、、、知らんかった」

ここは怒らずに、「許可するかわりに、条件を決めよう」と話しました。

友だちのアカウントを借りない(規約で、アカウントの共有は禁止されています)。

有料プランは、ゲームの課金と同じで、事前に相談。

長男は「有料版のほうが賢いらしいで」と言っていましたが、月1,400円から(2026年11月時点の公式の料金ページ)と聞いて、いったん保留になりました(笑)

ChatGPTには、親と子のアカウントをつなぐ「ペアレンタルコントロール」という機能もあります。

使えない時間帯を決めたり、音声モードや画像生成を止めたりできるそうです。

親が子どもの会話を読むことはできないので、スマホをのぞかないわが家にも合っていました。

次女と相談して、夜10時以降は使えない設定にしました。

2. 感想文・作文・レポートは、AIに書かせない

これは、いちばん最初に決めました。

文部科学省のガイドライン(2024年12月公表・学校向け)にも、AIの使用を想定していないコンクールやレポートなどで、AIの出力をそのまま自分の作品として出すと「不適切又は不正な行為」にあたることがある、と書かれています。

「『珠玉ってどういう意味?』って先生に聞かれたら、どうするの?」

「、、、無理」

夏休みの宿題の記事で、親が手を入れた宿題を提出しても子どもには何も残らない、と書きましたが、AIも同じです。

5秒でできた宿題は、たぶん5秒で忘れます。

わが家の線引きは、「出す前に、自分の言葉で説明できるか」。

説明できないものは、出しません。

もちろん、いちばん大事なのは学校の決まりです。

長男の高校では、探究の授業のレポートにAIを使ったら、どこに使ったかを書くことになっているそうです。

先生がOKならOK、ダメならダメ、わからなければ先生に聞く。

というわけで、次女の紹介文は書き直しです。

「えー、せっかくできたのに」

、、、できてません(笑)

3. 使っていいのは「先生役」まで。答えじゃなく、ヒントをもらう

リビングでヒントを参考に自分のノートで考える中学生の娘と高校生の息子のイラスト

じゃあ、宿題に一切使っちゃダメなのかというと、わが家はそこまでは決めませんでした。

OKにしたのは、こんな使い方です。

解説を読んでもわからない数学の問題を、「中学生にわかるように説明して」と頼む。

テスト前に、「この範囲から問題を出して」と頼む。

英語の会話の練習相手になってもらう。

自分で書いた文章の誤字を教えてもらう(直すのは自分)。

反対に、ワークの答えを聞いて写すのはナシです。

順番は、まず10分自分で考えて、それでもわからなかったらAIに聞く。

ChatGPTには「学習モード」という機能があって、答えをそのまま出すのではなく、質問をしながら考え方を導いてくれるそうです(無料版でも、ログインしていれば使えます)。

長男に試してもらったら、「こいつ、答え教えてくれへんやん」。

、、、それでいいんです(笑)

勉強中はスマホを置く、というわが家のルールは、そのままです。

AIに聞きたいときは、スマホを置いてあるリビングに来て使います。

部屋に持ちこむと、AIのつもりが動画になるのは、目に見えていますからね(笑)

リビングなら、通りかかった長男が「それ、AIに聞かんでも、こうやで」と教えてくれることもあります♪

4. 「AIは自信満々に間違える」を、子どもに体験させる

ある日、長男がAIの実力を試すと言い出しました。

聞いたのは、もちろん仮面ライダーのことです(笑)

歴代の変身ベルトの名前、主人公の名前、放送された年。

しばらくして、ソファで笑い出しました。

「こいつ、ところどころ間違うとる!しかも自信満々や」

「完全に、にわかやな」

AI、高1の息子に「にわかファン」認定です(笑)

次女の紹介文の「留学」と、同じことです。

文部科学省のガイドラインでも、AIの誤った出力(ハルシネーション)を完全に防ぐのは、とても難しいとされています。

「ライダーのことだから気づけたんでしょ?知らないことを聞いたときも、同じように間違えてるかもしれないよ」

そう言うと、長男はめずらしく素直に「たしかに」。

「AIは間違えるのよ」と何回言うより、子どもがいちばんくわしいことを聞かせてみるのが、いちばん早いです。

テストや提出物に関わることは、教科書や辞書、公式のページで確かめてから使う、と決めました。

5. 名前・学校・写真は、AIに入れない

AIは相手の顔が見えないぶん、つい何でも書いてしまいます。

個人情報保護委員会は2023年に、入力した個人情報が機械学習に使われることがある、と注意を呼びかけています。

文部科学省のガイドラインにも、氏名や写真などの個人情報を入力させないように、とあります。

わが家の決まりは、SNSのルールと同じです。

自分の名前、友だちの名前、学校名、住んでいる町、家族のことは入れない。

何か相談するときは、「同じ部活の子」くらいにぼかす。

写真も入れません。

友だちの写真を勝手にAIで加工するのは、ふざけたつもりでも絶対にナシです(子どもの写真の記事にも書きました)。

6. 悩みは「AIだけ」にしない

スマホを置いて母と落ち着いて話す中学生の娘のイラスト

ある夜、次女に聞いてみました。

「AIに悩みを相談したりするの?」

「たまに、友だちのこととか」

「、、、お母さんには言わないのに?」

「だってAIは怒らへんし、お母さんみたいに顔に出えへんもん」

、、、ぐうの音も出ません(笑)

次女が部屋に行ったあと、夫がぽつりと言いました。

「俺もな、AIに相談したことあんねん」

「何を?」

「『中1の娘に避けられています』って」

社長、AIに相談してたんかい(笑)

「で、なんて?」

「『無理に距離をつめず、あいさつを続けましょう』やて」

それ、9月に私が言ったやつです、、、

人に言いにくいことを、いったん言葉にして吐き出せる場所があるのは、悪いことじゃないのかもしれません。

ただ、AIにできないこともあります。

夜中に車で迎えに行くことも、学校に電話することも、となりに座っていることも。

だから、本当にしんどいことは、人間にも言う。

相手は親でなくてもいいんです。

学校の先生でも、保健室の先生でも、大阪のお姉ちゃんでも。

文部科学省の「24時間子供SOSダイヤル」(0120-0-78310=なやみ、いおう)は、子どもも保護者も相談できて、夜間や休日も含めて24時間対応です。

次女の生徒手帳にはさんである家族の連絡カードの裏に、この番号も書いておきました。

5秒の200字より、次女の1行

振り返ると、わが家で決めたのは、この6つです。

「何歳から?」は、利用規約を親子で読んで決める。

感想文・作文・レポートは、AIに書かせない。

使っていいのは「先生役」まで。

答えじゃなく、ヒントをもらう。

「AIは自信満々に間違える」を、子どもに体験させる。

名前・学校・写真は、AIに入れない。

悩みは「AIだけ」にしない。

それから数日後、部活から帰ってきた次女が、ソファで朝読の本を開いていました。

紹介文を書き直すには、読むしかなかったんですよね(笑)

4月からほとんど動かなかったしおりが、やっと動きはじめました。

「とりあえず1行目だけ書いた」と見せてくれたノートには、こう書いてありました。

「最初は全然おもしろくなかったです。」

、、、紹介文の書き出しとして、それはどうなの(笑)

でも、宿題の中身には手を出さないのが、わが家のルールです。

「葛藤」も「普遍的」も「珠玉」も入っていません。

それでも、AIが5秒で書いた200字より、ずっと次女の顔が見える1行でした。

提出は、読書週間の最後の日。

間に合うかどうかは、本人の仕事です♪

みなさんのおうちでは、AIとのつきあい方、どうしていますか?

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