いちごです!
11月に入ってすぐ、実家の母から電話がありました。
「今年のお年玉、どないしよか思て」
え、もう!?(笑)
母は毎年、11月になると、銀行で新しいお札を用意しておく人なんです。
「○○ちゃん、大学生になったやろ。
成人もしたんやし、まだお年玉あげてええもんなん?」
、、、たしかに。
大学1年の長女は、いまの法律では、もう成人。
言われてみれば、今年はわが家にとって、お年玉の「分かれ道」の年かもしれません。
長女は大学生になって、大阪で一人暮らし。
長男は高校1年、次女は中学1年と、下の2人も学校が変わりました。
去年のお正月は、長女の大学受験と長男の高校受験が重なっていて、お年玉のことをゆっくり考える余裕なんて、まったくなかったんですよね、、、
その夜、家族のLINEグループにこの話を書いたら、翌日のお昼に長女から返事が来ました。
「成人しても、もらえるん?お年玉。
クリスマスがないのは知ってるけど(笑)」
わが家は先月、親からのクリスマスプレゼントは高校卒業までと決めたばかりなんです。
次女はというと、冬休みに友だちと行くユニバで使うお金を、もうお年玉からあてにしています(笑)
長男にいたっては、去年のお年玉の使いみちを聞いても「、、、なんやったっけ」。
そこで今年は、夫と話して「わが家のお年玉ルール」を決めました。
お年玉、いくらにする?何歳まで?だれが管理する?
中学生・高校生・大学生がいるわが家の、6つの決めごとを書いてみます。
「うちも、そろそろ考えないと」というママの参考になったら、うれしいです。

1. 金額は「学年」で決めて、差の理由を先に伝える
まずは、いちばん気になる金額です。
インテージの「2026年お年玉調査」(全国の15〜79歳の男女5,000人が対象)によると、お年玉をあげる1人あたりの金額でいちばん多かったのは、中学生が「4,001〜5,000円」で5割以上。
高校生は半数が「9,001〜1万円」で、大学生・専門学校生・短大生では、それが3人に2人だったそうです。
親から自分の子どもにお年玉を渡すかどうかは、おうちによって分かれるところですが、わが家は毎年、夫と私から1つ渡しています。
その金額を、今年から「学年」で決めることにしました。
中学生は5,000円。
高校生は1万円。
大学生も1万円。
調査でいちばん多かった金額とも、クリスマスプレゼントの予算(中学生5,000円まで・高校生1万円まで)とも同じ線なので、子どもたちにも説明しやすいんです。
今年は長男と次女の学校が変わったので、2人とも去年より金額が上がります。
さっそく次女が「なんで、お兄ちゃんだけ1万円なん?」。
「高校生になったら、あなたも1万円よ」
「あと3年かぁ、、、」(笑)
長女は長女で、「大学生になったのに、上がらへんの?」。
「仕送りしてるでしょ」
「それはそれ、これはこれやん」(笑)
ちなみに夫は、最初「大学生は3万でええやろ」と言っていました。
、、、多すぎ!
きょうだいで金額がちがうのは、ある意味あたりまえです。
大事なのは、「なんでちがうのか」を、子どもが納得できる言葉で先に伝えておくことだと思います。
わが家のお小遣いも、「年齢で説明できる差」にしているので、その延長です。
実家の母には、「金額は、無理のない範囲でね」とお願いしました。
母は「ほな、私も学年で決めとくわ」と、なんだか楽しそうでした。
2. 「何歳まで?」は「学生のうち」。成人しても、働きはじめるまで
いちばん迷ったのが、「お年玉は何歳まで?」問題です。
成年年齢は、2022年4月1日に、20歳から18歳へ引き下げられました(法務省)。
「成人したらおしまい」にすると、誕生日によっては、高校3年生のお正月には、もうもらえないことになるんですよね。
のし袋などを作っているマルアイの「2026年お年玉に関する実態調査」では、お年玉をあげるのは「高校卒業まで」がいちばん多くて34.6%。
次いで「短大・大学・専門学校生まで」が18.2%、「社会人になるまで」が15.9%だったそうです。
クリスマスは「高校卒業まで」にしたわが家ですが、お年玉は、もう少しだけ延長です。
わが家の答えは、「学生のうちは渡す」。
大学を卒業して働きはじめたら、お年玉は卒業です。
18歳で成人しても、長女はまだ学生で、生活費は仕送り。
カフェのバイト代は本人のものにしていますが、自分の力だけで暮らしているわけではありません。
だから、もらう側でいられるのは、学生のうちまで。
働きはじめたら、今度は「あげる側」です。
長女にそう伝えたら、めずらしく、すぐに返事が来ました。
「よかったぁ。
春休みの合宿免許、向こうで使うお小遣いが心配やってん」
お年玉の話のときだけ、返事が早い長女です(笑)
実家の母にも、「学生のうちは、ありがたく、もらわせてね」と伝えました。
3. 管理は「中学生から少しずつ本人に」。預かる分は通帳で見せる

次は、お年玉をだれが管理するか。
私が子どものころ、母に「預かっとくね」と言われたお年玉の行方は、いまだに謎です(笑)
電話のついでに聞いてみたら、「ちゃんと、あんたのために使てるわ」と、笑ってごまかされました。
ママスタのアンケート(2024年・ママ927人が回答)では、子どものお年玉を「親がすべて管理している」が43.5%、「子どもにいくらか渡し、残りは親が管理している」が37.9%。
「子どもにまかせている」は12.5%だったそうです。
8割以上のおうちで、親がなにかしら関わっているんですね。
わが家は、年齢に合わせて、少しずつ本人に任せる分を増やしています。
小学生までは、親が預かって、子ども名義の口座へ。
中学生になったら、半分は自分の財布、半分は口座へ。
高校生からは、ぜんぶ自分で管理。
大学生は、もちろん本人です。
次女は、今年から「半分は自分の財布」デビュー♪
その半分の中から、ユニバのパークの中で使う5,000円を取っておくそうです。
長男は、メルカリの売上金を振り込む自分の口座があるので、お年玉もそこで管理します。
売れたお金と同じように、スマホのメモに記録しておくことを約束しました。
そして、親が預かる分については、ひとつだけ決めていることがあります。
通帳に記帳して、本人に見せること。
次女に、小学生のころからの通帳を見せたら、「えっ、ちゃんと全部入ってる!」。
、、、当たり前です(笑)
預かったお金は、子どもからは見えません。
「ちゃんとここにあるよ」と見せておくだけで、「お母さんに取られた」と思われずにすみます。
4. 使いみちは「3つ」に分けて、メモに書いておく

長男の「、、、なんやったっけ」は、わが家ではもう笑い話です。
でも、何に使ったか覚えていないお金って、ちょっともったいないですよね。
そこで今年は、お年玉をもらったら、使いみちを3つに分けてメモに書くことにしました。
すぐに使うお金。
貯めておくお金。
目的のために取っておくお金。
試しに、それぞれ「いまの予定」を書いてもらいました。
次女は、「使う:ユニバ 5,000円」「取っておく:友だちの誕生日プレゼント代」。
しっかりしています。
長男は、「使う:ライダーのグッズ」「貯める:半分」。
そして最後に、「取っておく:反則金用 → 0円(払わんから)」。
9月に自転車の青切符の話をしたとき、「もし反則金を払うことになったら、自分のお小遣いとお年玉から出す」と約束していたんです。
、、、それで、よろしい(笑)
長女は、「合宿免許のときのお小遣い」。
検定に落ちて延泊になったぶんは自分のバイト代から、という約束なので、「お年玉を延泊で消さんように、一発で受かる」と、気合いが入っていました。
メモにしておけば、春になっても「なんやったっけ」にはならないはずです。
5. お礼は、子どもが自分の言葉で伝える
お年玉をもらったら、お礼は本人が自分で伝える。
これは、3人が小さいころから続けていることです。
わが家は毎年、お正月に実家へ新年のあいさつに行きます。
母からお年玉を受け取ったら、その場では中身を見ずに、相手の顔を見て「ありがとうございます」。
去年の長男は、受験の直前で余裕がなかったのか、「あざっす」のひと言だけでした(笑)
今年は、「ありがとう。
○○に使うわ」まで言うこと、と念を押しています。
それから、お年玉で何かを買ったら、写真をLINEで母に送る。
母は、孫から届いた写真をプリントしてアルバムに貼っている人なので、これがいちばん喜ぶんです。
この年末年始は、長女が私の振袖(ママ振)を羽織ってみる予定もあって、母はすでに張り切っています。
6. 渡す大人の側も、「お札」と「金額の話」に気をつける
ここからは、渡す側の大人の話です。
まずは、お札。
お年玉は、できれば折り目のない新札で渡したいですよね。
新札への両替は、銀行によって手数料がちがいます。
たとえば三菱UFJ銀行の窓口では、10枚までなら、その銀行に口座がある人は無料、口座がない人は550円(2025年9月時点)。
年末は窓口も混むので、自分の口座がある銀行で、早めに用意しておくと安心です。
母が毎年11月から動いているのは、こういうことだったんですね。
ポチ袋には、だれからのお年玉か、名前を書いておきます。
子どもがお礼を言うときにも、あとで使いみちのメモを書くときにも、役に立ちます。
小学館の「HugKum」によると、相手の名前は表の左上、自分の名前は裏の左下に書くのが基本。
お札は、人物の顔が描かれた表側を内側にして、左、右の順に折る「三つ折り」にするそうです。
数字の「4」は縁起が悪いとされるので、四つ折りはNGなんだとか。
、、、私、ずっと、なんとなくで折っていました。
そして、意外と大事なのが、子どもの前で金額の話をしないこと。
「○○さんちは、いくら包んだ?」なんて大人の会話を、子どもはしっかり聞いています。
大人どうしで相談するときは、子どものいないところで。
ところで、お年玉のはじまりは、お正月の鏡餅だといわれています。
國學院大學の記事によると、年神様が宿るとされた鏡餅を分け与えた風習が由来。
お年玉は「年魂」で、神様の魂を分けていただく、という意味があるんだそうです。
いまのように現金を贈るのが広まったのは、昭和の高度経済成長期ごろから(三菱UFJ銀行のコラムより)。
この話を長男にしたら、「餅より、現金がええわ」。
クリスマスに「今年は現金でちょうだい」と言っていた人にとっては、待ちに待った季節です(笑)
今年のお年玉は、夫から手渡しすることにしました。
この秋から「お父さん、無理」期の次女が、どんな顔で受け取るのか、いまから楽しみです(笑)
お年玉は、子どもの「成長の目盛り」だった
振り返ると、わが家で決めたのは、この6つです。
金額は「学年」で決めて、差の理由を先に伝える。
「何歳まで?」は、学生のうち。
管理は、中学生から少しずつ本人に。
預かる分は通帳で見せる。
使いみちは3つに分けて、メモに書く。
お礼は、子どもが自分の言葉で伝える。
渡す大人の側も、お札と金額の話に気をつける。
話し合ってみて思ったのは、お年玉って、子どもの成長の目盛りみたいなものだな、ということでした。
学校が変わるたびに、金額が上がる。
少しずつ、自分で管理するようになる。
そしていつか、もらう側から、あげる側になる。
家族のLINEグループには、長女からこんなメッセージも届いていました。
「働きはじめたら、私が○○にあげる側やな」
次女「お姉ちゃん、いくらくれるん?」
夫「俺にもくれ」
長女「なんでやねん」
、、、お年玉の話になると、みんな返事が早いわが家です(笑)
みなさんのおうちでは、お年玉、何歳まであげていますか?
